Saxophone Colossus②(Prestige) / Sonny Rollins
廃盤屋で『ちょっとちょっと』と手招きされてカウンター下から取り出されたレアなレコードを、
『ふうん、悪くないですね』と動揺を見透かされず、
いかにも平常心を装いながら購入するために、
常日頃から財布の紐をがっちり固めて支出をガードしているaltomanの日常生活に魅力を感じる人はいない。
このレコードも、その『ちょっとちょっと』で買った一枚。
日頃の鍛錬が大きな成果となって表れたのだ。
(値段はそんなに大げさではありません)
盤内周にPRLP-7079とRVGが手書きで刻印されているので
オリジナルスタンパーが使用されているのだろう。
最近よく目にする本家米国プレステッジの3rdもやはりこのジャケット
+オリジナルスタンパーを使用し(金色ラベルのあれ)ているが、
altomanの趣味はヨーロッパ。音質でこのオランダ盤に軍配を上げる。
この値段でこの音ならコストパフォーマンスは高い。
胃袋にドカンと響くRoachの太鼓で
腰を振れ、
頭を振り乱せ、
拳を突き上げろ!
Award Winner(Verve)/Stan Getz
上段がオリジナルで下段が国内ペラジャケ盤(見ればわかるか・・・)。
ガサゴソと次のブログネタはないか?とレコード棚を漁っていたらこんなペラジャケが出てきました。
流石にオリジナルの存在は忘れていませんでしたが、このペラジャケに関しては全く購入した
記憶がなく、おそらく買った時以来一度も目にした事はありません。
所有枚数が増えたことが原因なのか、年齢からくる記憶力の衰えが原因なのかわかりませんが、
買ったレコードを忘れていることは特に珍しいことではなく、
珍盤をふくよかな満面の笑顔で購入し、普段ろくに整理をしていないレコード棚にしまおうとしたら、
全く同じ場所に、それも2枚並んで置いてあり、
買ったばかりの3枚目を手に自分で自分を笑ってしまうこともままあるaltomanなのです。
↑オリジナルとは全く違うんだけど、しっかりデザインは踏襲しており、面白いジャケットと思います。
Lullaby Of Birdland(Fontana) / Sarah Vaughan
With Clifford Brownの別ジャケ、欧州(オランダ)盤のレイタープレス。
少し変わったジャケットだったのと安価を理由に購入したが、以降あまり目にしていない。
Stereoだが(Also Playable On MonoとあるのでMono針も置ける)音質は許容範囲。
大好きな『April In Paris』をストレスなしで鑑賞できる。
このアルバムでも変わらずClifford Brownのアドリブは神様降臨だけど、
最近altomanが気に入って聴いているのはPaul Quinichetteのテナー。
やるせない独特の音色で、短いソロスペースでもぞんぶんに個性を発揮。
彼の控えめな自己主張にハッと気付いたその瞬間、
聴き飽きたこの名盤がさらに数年寿命を延ばし、あなたの耳に潤いをあたえてくれることでしょう。



