DO Navarra⑨ ビルバオの夜は更けて | ¡Viva ワイン!

¡Viva ワイン!

ワインを飲みながら、気になったことを書いていきたいと思います。

バスタン地区を後にして、ビルバオを目指します
何しろピレネーの麓なので、アップダウンあります

トップ画像はマイクロバスの中
結構キツキツです
車酔いしそうな人もいるので、なるべくゆったり座ったのですが、やはり狭い

ビルバオのホテルに着いたのは午後6時過ぎ
スペインの時間的には遅くはありませんが、翌朝5時のリムジンで空港に向かうので
残された時間はあまりありません

このホテル、空港のすぐ近くにあるんですよ
空港まではすぐだけど、ビルバオの街までは遠い

実は私、以前ビルバオに来た時に空港からタクシーで街まで行ったのですが、30ユーロ(=5,000円)以上かかった記憶があります
往復だと1万円!これはキツい…

街に降りてバルに行ってもワイン飲めないし(具合悪いの引きずってます)
私はホテルで休む選択をしたのですが、
ビルバオ初めてという他の女子たちはUber頼んで街に出たみたいです
(タクシーより安かったみたいですけれど、シェアしないと高い値段ですね)

今回のツアーで思ったこと
私は会社員だけれど、ほぼ個人で経営している様な会社ですが、誰もが知っている大手の会社の方も参加しておられて、
実はその方が5月末日で、今日は会社の定年日ですと仰ったのです
(勿論、私よりお若い方ですよ)
思わず、◯◯さんは定年後も会社に残られるのですよね?と伺ったらそうですと
そうじゃないと社内的に出張はさせて貰えないだろうと
で、若い方たちはこういう場に参加されないのでしょうかと、少し突っ込んだ質問をしてしまいました(私が最年長でしたので大目に見ていただけるかな、と)
そうしたら、ひとりで海外に行く仕事はしたがらないんですよ、と
今回も、誰も手を上げないので結局私が…と
複数の人で研修で海外に行くのは問題ないのですが、自分ひとりで(って、日本人だけのバイヤーツアーなんですけれどね)行くのはイヤみたいで…
そうなんだ!と呆然とした私

私は20年以上前から、何度もスペインのミッションに参加させていただいていますが、今回の様な日本人だけのツアーの方が珍しく、
他の国の人たちと一緒のツアーが大半です
英語苦手だけど、コミュニュケーション手段として、ブロークンで会話に務めます
やはり、指示されないと動けない今時の若者なのでしょうか

『今時の若い者は…』と揶揄されるフレーズがありますが、自分は歳を重ねてもこの言葉は使うまい!と思って生きてきました
でも、この話を聞いて、情けなや〜日本の若者!と思ってしまったのは事実です

こんなに自国が安くなり(1ユーロ100円だった時代もあったのに、今や半分ですよ!)どうするニッポン!という時に、
車に興味ない
酒は飲まない
タバコも吸わない
お金使うのはスマホのゲーム
という若者が担うこれからの我が国に未来はあるのか!ってマジで思いました

あと、怒りついでに若者言葉の『大丈夫です』
これって否定的な時に使われていますよね?
ワイン飲む?
あ、大丈夫です
みたいに…
だったら、結構ですとか、要りませんとか言えないもんかねえといつも思うのですよ

今回、特に体調崩したので、
大丈夫ですは『I am OK』だろ!って思っちゃいました
この『大丈夫です』発言がマジ嫌い!

まあ、朽ちていく私がどうこう言える立場ではありませんけれど…

次の日の朝は、5時のリムジンを予約していました


今日の投稿で初めての画像

お世話になる機体(ビルバオからアムステルダムです)

帰りはKLMでした


アムステルダムの空港でトランジットが4時間近くあったので、(食欲は全くなく、お酒も飲めないけど)ラウンジのふかふかソファーで休憩しようかとラウンジに行ったら(航空会社のラウンジではなく、まあ誰でも入れるプライオリティパスのラウンジ)まさかの100人待ち!

QRコードで管理させられて(現在の入場人数が分かります)、50人になった〜と喜んだのも束の間

あっという間に140人待ちになり(前より多いじゃん!)ラウンジ利用は諦めたのでした


お世話になる機体(アムステルダムー成田)


帰りの飛行機でも、機内食は食べられず(パスタにしたのだけれど食欲なし)

勿論ワインも飲まず、ひたすら水だけを飲んで成田まで着きました


いやあ、今回のスペイン

一度もバルに行かなかったのは初めて!

消化不良の旅となりました


でも、ナバラの今を知る機会に恵まれ、勉強になった1週間でした


色々あったけど、みんなありがとう!

皆さんも最後までお付き合いいただき、ありがとうございました