最近、土日に出かけることが多くて…。飲んだくれて帰ってきてお風呂入って寝ちゃうので、なかなか記事のアップが出来ません。
先日は、バル・デ・オジャリアさん銀座コリドー店へ。
これが飲みたかったのです。トラディシオン社のフィノ・エン・ラマ。トラディシオン社はシェリーのワイナリーで、平均熟成20年以上&30年以上のアモンティリャード、パロ・コルタド、オロロソ、ペドロ・ヒメネスの4種類しかリリースしていなかったのですが、2年前からフィノの抜き注ぎを始めました。それも、「エン・ラマ」。
通常、シェリーは(というかワインは)樽から直接ボトリングするのではなく、フィルターをかけてぶどうの滓を取り除いてからボトリングします。しかし、「エン・ラマ」というのは直訳すると「生の」いう意味、フィルターをかけずに樽から直接ボトリングすることによって、フロール(産膜酵母菌)の風味の豊かなシェリーを味わうことが出来るのです。言うなれば、蔵で飲んだそのままの味が日本でも味わえるという訳です。
「生の」なので、味わいに関して利点はありますが、日持ちはしないので、ボトリングしてから半年以内に飲むのが望ましいとされています。ですよね~、そうでなかったら通常のフィノを飲んだ方が良いと思います。シェリー専門店ならではのラインナップだと思います。
アミューズ(お通し)はトマトとアボカドのブルスケッタ、そしてポテト(カップに入っています)。何ともお洒落な2品でした。
2杯目はアモンティリャード、デル・プリンシペを。お共はナッツ。アモンティリャードとナッツでどうしてこんなに相性が良いんでしょう!
久々のオジャさん、美味しくいただきました。