マテ茶 | ¡Viva ワイン!

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ワインを飲みながら、気になったことを書いていきたいと思います。

私には友人と呼べる数多くの人がいます。本当に腹を割って話すことのできる友人(いわゆる親友と呼ぶことが出来る人)も多くいると思います。どのような人が親友で、どのような人が親友ではないかは自分の心の中の事なのでこちらで語る事は致しませんが、親友の何人かに外国人がいることは事実です。


スペインに暮らすスペイン人もいますし、日本で暮らすラテンアメリカ人にもいます。


マテ茶を知ったのは大分前、そう、私がボランティアでラテン諸国から日本に来ている人たちの電話相談を始めた頃でした。今から20年も前に遡ります。


ラテンの国といったら、ヨーロッパのスペイン、イタリア、フランスしか行ったことがなかった私。始めたボランティアで会った人たちは、ペルー、メキシコ、ボリビア、ブラジル、アルゼンチン、チリ、キューバなど様々な国に人たちでした。


ブラジルを除いた他の国々の共通言語はスペイン語(ブラジルはポルトガル語を話します)なのですが、その国によって微妙に異なる言いまわしや、同じ単語でも意味が異なることを知って驚いたり、私なりのカルチャーショックをたくさん経験しました。


その中のひとりから、マテ茶なるものの存在を知りました。彼はアルゼンチンから来た人でした。皆で集まることがある時は、いつもマテ茶を持参してふるまってくれました。


ちょっと香ばしくて何となく懐かしい気持ちになる飲み物でした。その時は各々のカップにお茶を注いでくれて飲みました。


それからしばらくして、パラグアイ出身の人と知り合うことになり、冷たいマテ茶だよ~といって供されたことがあります。
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画像はWikiから拝借いたしました。こんなのだったかな…。冷たいマテ茶はテレレという名前だと教えられ、仲良くなるとこの茶器(というのか?)でマテ茶を回し飲みするのです。


日本では、日本コカ・コーラ社がペットボトルで「太陽のマテ茶」を発売しているので、ああ!あれか~!と思った方もいらっしゃると思います。


私も最近はこの「太陽のマテ茶」しか飲んでいないので、実際はどういう味だったかを忘れてしまっているのですが、夏の名残りを惜しむこの頃、何だか急に温かいマテ茶が恋しくてならないのです。


アルゼンチンに戻った当時の友人は、今日もマテ茶を飲んでいるんだろうか…。ふと、そんなことが気になる今宵です。