束の間のマドリード ~アサドール・ドノスティアラ~ | ¡Viva ワイン!

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ワインを飲みながら、気になったことを書いていきたいと思います。

マドリードで1泊はしたのですが、シウダーレアルから到着したのが午後6時過ぎていたのと、次の日は11時にはマドリード空港に行きたかったのとで、マドリードの滞在時間は17時間ほど。


午後9時から打ち合わせを兼ねてKaoriさん と会う約束をしていました。Kaoriさんにはアルタミラのホームページを作成していただいて、引き続きメンテナンスもご担当いただいております。


1年ぶりの再会が感一入で、スペイン式に頬っぺたにキスし合いました(これ、女性同士、男性と女性はしますが、男性同士ではしませんね)。


最初、日本を発つ前は、Kaoriさんに、マドリードで魚介類の美味しいレストラン知ってる?なーんて聞いていたのですが、ヘレスで散々海老やイカや魚を堪能したので、ドカンと美味しい肉が食べたくなりこちらのお店にしました。







アサドール・ドノスティアラ







何と!Kaoriさんのご自宅のすぐご近所だそうで、レストラン集合にしました。私も初めて行くお店だったのですが、Kaoriさんも同じくで、日本語のホームページがある!とおっしゃっていたのでリンクしました。


店内にはサッカー選手や著名人と思しき人たちの写真が所狭しと貼られていて、凄っ!ここって有名なレストランだったんだ~!と後から気付く始末。私がここがいいなと思ったのはお店の名前で、アサドールはステーキハウス(ちょっと意訳ですが)、ドノスティアラはバスクにあるサンセバスティアンのバスク名なので、バスクの美味しいお料理があるのではと踏んだ訳です。


勿論それは当たっておりました。


¡Viva ワイン! SGさんの一皿目、サラダ。野菜だけ?って確認しなかったのがいけなかったのですが、ツナ缶の大きいものが丸まる1缶入ってます。


¡Viva ワイン! 病み上がりの私の一皿目はソパ・デ・カスティージャ(カスティージャ風スープ)。ニンニクと卵、パンが入っている熱々のスープです。これは普通の量だったのですが…。


¡Viva ワイン!

Kaoriさんが頼んだポロネギのスープ。バスクの名物料理なんですって!実はですね、スープを大きな壺に入れて持ってきて、目の前でよそってくれるのですが、まあ、いつまで経ってもよそり終わらない。それもそのはず、ここでOKと云うまでよそるのだそうで、もうあふれんばかりになってしまいました。今、ホームページのメニューで同じ料理をチェックしたら、お皿の8分目までしか入っていなかったよ(笑)


¡Viva ワイン! SGさんと私がたのんだ子羊のアバラ肉のロースト。SGさん、本当は子羊の前脚のローストが食べたくて注文したんですが、後になって今日は入荷していませんって言われてしまって…、不本意ながら私と同じのにしていました。たくさんあって食べ切れませんでした。


¡Viva ワイン! もっと凄かったのがKaoriさんがたのんだ子牛のステーキ。手前のポテトに焦点が合ってしまいましたが、本当に大きくてぶ厚いお肉でした。だってKaoriさん、ナイフで切っても切っても切れなくて(笑)、なかなか口に運べていなかった。っていうか、その前に大量のポロネギスープでお腹いっぱいだったのでこれはキツかったと思います。


でもね、お店の方に残りを包んでいただいて(私の残りのお肉も)Kaoriさんにお持ち帰りしていただきました。日本では食中毒の関係で断られるけれど、スペインではOKなんです。Kaoriさん御夫婦が飼っているワンちゃん達に~❤の予定が、旦那さまの胃袋に納まったようです。


¡Viva ワイン! 食後に爽やかな飲み物が出て、軽いクッキーのようなものクルミなど軽くつまめるもの、そしてオルホがサービスで出ました。


¡Viva ワイン!

私はひとりだけデザートをたのんでしまいまして…、クアハーダというヨーグルトのようなものをいただきました。もっと小さいのを想像していたら、でかすぎでしょ!


ここのお店、全てが美味しくて良かったのですが、強靭な胃袋の持ち主はともかく、普通の日本人の胃袋では完食が難しいと思われます。


Kaoriさん、楽しいひとときをありがとうございました。