シェリーの町、エル・プエルト① ~ピソを借りる~ | ¡Viva ワイン!

¡Viva ワイン!

ワインを飲みながら、気になったことを書いていきたいと思います。

シェリーを語るのに避けて通れない3つの町があります。それは…。


ヘレス・デ・ラ・フロンテラ

エル・プエルト・デ・サンタ・マリア

サンルーカル・デ・バラメダ       の3つです。


¡Viva ワイン! 地図で現すとこうなります。この3つの町を結んだ「シェリーの三角地帯」と呼ばれる場所で熟成させたワインが、原産地呼称『ヘレス・ケレス・シェリー及びマンサニージャ=サンルーカル・デ・バラメダ』で保証されてシェリーを名乗る事が出来るのです。


ヘレスの町にあるボデガ、レイ・フェルナンド・デ・カスティージャを後にして、エル・プエルトデ・サンタ・マリア(長いので以下エル・プエルト)へ向かいます。


¡Viva ワイン! 何と図々しくも、エル・プエルトにご自宅があるレイ・フェルナンド・デ・カスティージャのジャン社長の車で送っていただいてしまいました。高速道路からの景色。遠くに見えるのがエル・プエルトの町です。


そして、もっと図々しくも、この次の日にエル・プエルトにある取引先のボデガ、グティエレス・コロシアを訪問するのですが、ここのオーナーの奥様所有のアパート(スペイン語でピソといいます)を使わせていただくことになっていました。


¡Viva ワイン! ジャン社長の車でボデガの真ん前で降ろしていただいた私は、ご挨拶もそこそこにランチに誘っていただきました。既に3時過ぎ。ぺっこぺこなお腹に浸み渡るビール、そして塩茹での海老。もう、たまりません!


中央がオーナーの奥様のカルメンさん、右が上のお嬢さんのこれ又カルメンさん。スペインって、親と同じ名前とか普通にあるので、呼ぶ時に困ってしまいます。


¡Viva ワイン! この塩茹での海老とフィノの相性は抜群なんですよ!ビールのあとは、勿論コロシアのフィノをいただきました。


それからピソに案内していただきました。


¡Viva ワイン! 中に入ってまず飛び込んできたのがこれ!嬉しいですよね~ww カルメンさん(奥様の方)が描いて下さったとのこと。Bienvenido!は、welcomeの意味です。


¡Viva ワイン! ピソは結構大きくて、キッチン、バス&トイレ、居間の他、寝室が3つありました。


¡Viva ワイン! 近所のスーパーで買い物をして、夜はピソでビール。本当にありがたかったです。