シェリーを語るのに避けて通れない3つの町があります。それは…。
ヘレス・デ・ラ・フロンテラ
エル・プエルト・デ・サンタ・マリア
サンルーカル・デ・バラメダ の3つです。
地図で現すとこうなります。この3つの町を結んだ「シェリーの三角地帯」と呼ばれる場所で熟成させたワインが、原産地呼称『ヘレス・ケレス・シェリー及びマンサニージャ=サンルーカル・デ・バラメダ』で保証されてシェリーを名乗る事が出来るのです。
ヘレスの町にあるボデガ、レイ・フェルナンド・デ・カスティージャを後にして、エル・プエルトデ・サンタ・マリア(長いので以下エル・プエルト)へ向かいます。
何と図々しくも、エル・プエルトにご自宅があるレイ・フェルナンド・デ・カスティージャのジャン社長の車で送っていただいてしまいました。高速道路からの景色。遠くに見えるのがエル・プエルトの町です。
そして、もっと図々しくも、この次の日にエル・プエルトにある取引先のボデガ、グティエレス・コロシアを訪問するのですが、ここのオーナーの奥様所有のアパート(スペイン語でピソといいます)を使わせていただくことになっていました。
ジャン社長の車でボデガの真ん前で降ろしていただいた私は、ご挨拶もそこそこにランチに誘っていただきました。既に3時過ぎ。ぺっこぺこなお腹に浸み渡るビール、そして塩茹での海老。もう、たまりません!
中央がオーナーの奥様のカルメンさん、右が上のお嬢さんのこれ又カルメンさん。スペインって、親と同じ名前とか普通にあるので、呼ぶ時に困ってしまいます。
この塩茹での海老とフィノの相性は抜群なんですよ!ビールのあとは、勿論コロシアのフィノをいただきました。
それからピソに案内していただきました。
中に入ってまず飛び込んできたのがこれ!嬉しいですよね~ww カルメンさん(奥様の方)が描いて下さったとのこと。Bienvenido!は、welcomeの意味です。