カリーニョ | ¡Viva ワイン!

¡Viva ワイン!

ワインを飲みながら、気になったことを書いていきたいと思います。

昨日は久しぶりに





カリーニョ    さんへ。





何回か私のブログに登場しているお店なので、あ、あのお店ひらめき電球と思われた方もいらっしゃると思います。カリーニョ(cariño)とは、スペイン語で情愛、慈しみなどの意味がありますが、それよりも恋人同士、夫婦などがお互いをカリーニョと呼び合って愛を確かめ合います。ああ、私の愛しい人よビックリマークということなのですが、毎回聞くと結構しつこい(笑)


愛しいカリーニョでのお相手はS太君。幾つになったのはてなマークって聞いたら、29っすよ~って答えが返ってきました。ええ叫びあんたもうそんな年になったの!?あたしもおばちゃんになる訳だわさ。


彼が18歳の頃から知っているのですが、多分少なからず私の影響もあってか、スペイン好きになっております。何年か前にバックパッカーでスペイン全土を旅し、その土地の名物を食べまくって参りました。たまにスペインから電話がかかってきたのですが、「今○○に居るんすけど、これだけは食っとけってゆーのあるっすか?」という様な内容の電話ばかりでした(笑)さぞかし食い過ぎて太って帰って来ると思ったら、金がないからなるべく電車やバスに乗らないで荷物背負って歩いたらしく、行く前よりも細くなって戻ってきたのは驚きでした。題してバックパッカーダイエットはてなマーク(笑)


そのS太君の体重もすっかり元に戻って、というか前より増加しております。S太君に前々から今度一緒に飲みに行きましょうよ~と誘われておりまして、飲みに行きましょうじゃねーだろむかっお付き合いいただけますかと誘えよと軽口も叩いていたのですが、先週、珍しく電話がかかって参りまして、それも「あけましておめでとうございます」だったので、思わず吹いてしまいました。あーら、あんたもそういう挨拶が出来るようになったのね~って褒めたのですが、29歳ですもんね、当たり前ですよ。


Viva ワイン! カリーニョさん。1階でガラス張りなので中が見えます。明るくて入りやすいお店です。


Viva ワイン!        Viva ワイン!
最初は本日のおすすめから、牡蠣と縮みほうれん草のピンチョスとマテ貝。どちらもワイン好きにはたまらない逸品です。


お料理やワインはS太君チョイスでお願いしました。実はS太君は料理人で、前に働いていたお店の時に「チューボーですよ」の未来の巨匠コーナーに登場したこともあります。へぇ~、S太が未来の巨匠なら全員成れちゃうじゃんドクロって思ったのですが、オーナーシェフの方が、もしかして大化けするかもよとおっしゃっていて、早く化けて欲しいもんだわさと思います。


Viva ワイン!アルバリーニョ行きましょうよ、と最初にたのんだボトルがこちら(手タレはS太君)。アルバリーニョとは、ポルトガルの北、ガリシア地方で取れるブドウの品種を使った白ワインで、魚介類を中心にしたガリシア料理には勿論のこと、和食にも良く合います。S太とワインを語るなんて夢にも思っていなかったので嬉しいよ。母の境地ですよ、ホント。


Viva ワイン! これがめちゃめちゃ美味しかったトリッパ(牛の胃袋<ハチノス>の煮込み)。このココット容器を使った料理が結構あったのですが、写真を取り忘れた温野菜も美味しかったです。


Viva ワイン! 2本目はあまり重くないのにしましょうとたのんだメンシア種の赤。DOはビエルソ。スペインの赤というと、テンプラニージョやガルナッチャを思い浮かべる方もいらっしゃると思いますが、巡礼の通り道でもあるビエルソの赤は、ちょっと上品なすっきりしたお味です。エチケット(ラベル)も可愛い。


Viva ワイン! この赤と一緒に食べたのが、こちらの魚介類の煮込み。あんこうや貝が濃厚なスープに絡まって旨うまでございました。


Viva ワイン! そしてこれは私が食べたいと言ってたのんだチーズ。デザートなしでチーズ齧りながらだらだら飲むの好きなんですよね~。


S太君と2人で飲んだのは初めてだったかも。


早く大化けして、カリーニョさんのようなお店を持ってもらいたいものです。