ひー、ひゃっほー(特に意味はありません) 声が裏返ったり、鼻水がずるずるしたりしておりますが、熱はないと自分にいいきかせております。体温なんて計ったら逆に高くなりそうなので、風邪じゃない、風邪じゃないと体に言い聞かせております。
昨日はしぇりークラブさんの毎年恒例、シェリー飲みきり会に行きました。その昔、シェリーは薬と重宝された時代があったそうですが、きっと体に良いだろうと、たくさん飲んできました。
そしてこれから、これも毎年恒例、BouさんのBou年会に行って参ります。
その前に、これは一昨日の話。
友人のペルー人の家に遊びに行ってきました。彼女とは、ボランティアを始めた頃からの付き合いなので、既に15年は経つかなぁ…。彼女、未だに日本語が出来なくて、でも持ち前の明るい性格で『Onegaishima~su(お願いします)』、『Daijobu(大丈夫)』などのカタコトで乗りきっているのだから、大したもんだと思っています。
ペルーの料理作るね~、って言ってたので楽しみにしていました。彼女はお料理がとても上手。スペイン語を教える傍ら、料理教室も開いているみたいです(知らなかった)。
タマル。トウモロコシの粉を練って、トウモロコシの皮で巻いて蒸した料理。彼女のおばあちゃん直伝なのだそう。中に豚肉を入れたりするレシピもあるけれど、おばあちゃん直伝は、シンプルにチーズ生地に練り込むだけ。よく朝食に出来たての熱々を食べたと言っていました。日本のトウモロコシの皮は小さくて薄いので包むのが難だとか。どこで覚えてきたんだか『Mendokusai(面倒くさい)』を連発していました。丁度良い蒸し器を探していたところ、今流行りのタジン鍋に遭遇。とっても使いやすいと言っていました。
パパ・ア・ラ・ウワンカイナ。この料理、何度か食べた事があったんだけれど、「パパラワンカイナ」という名前だと思っていて、一昨日初めて文字で読んだらPapa a la Huancainaで、ようやく意味も分かりました。Papaは中南米ではポテトのことを指します。スペインではPatataというので、ちょっと違う。a la Huancainaは、Huancaina風のという意味。a la ~で~風のという意味になります。Huancainaは町の名前だそうです。彼女曰く、Huancainaの町に鉄道が引かれる工事が行われ、彼ら労働者の為にこの料理を提供したのが評判となって、ペルー全土に広まったという話。
ゆでたジャガイモの上にアヒ(ペルーの唐辛子)、卵、ニンニクなどで作ったソースをかけて食べる。冷たくした方が美味しい。
このソースが味の決め手なのだそうで、ペルー料理のレストランで出される場合はマヨネーズを使ったり、作り置きしたソースが出たりするらしいのですが、フレッシュなソースの方が断然美味しいとのこと。このソースも目の前で材料をミキサーにかけて作ってくれました。
アロス・コン・フディホーレス。あ、これ、KAYOKOさんのブログの、英語のクラスのポットラックパーティーでメキシコ人が持ってきた料理に似てるって思った。豆を入れた焚き込みご飯みたいなの。オリーブオイルやハムの切れ端も入れると言っていました。
キッチンも可愛くて、写真撮っていい?って聞いたら、片付いていないからダメ~とか言ってたけど、いえいえ、どうして、きれいに整理されていましたよ。
デザートにリンゴをシナモンで煮たのを出してくれました。甘くなくて美味しかった。
ペルー料理って、なかなか日本に紹介されていないのですが、セビッチェ(魚介の酢漬けのようなの)や、米を使ったものも数多くあるので、日本人に馴染みやすい料理だと思います。
彼女とは久しぶりに会ったので、積もる話もたくさんあり、すっかり長居してしまいました。
又、機会がありましたら、ペルーについて書きますね。
では、Bou年会、行ってきます