ここのところ、土曜か日曜かはお客様のお店のイベントで出掛けることが多かったのですが、珍しく昨日と今日の土日は予定のない２日間でした。
昨日も猫と戯れ、『ビッグコミックオリジナル』を読み、夕食は変わり映えのしないお魚でワインを飲んだのですが（時間があったらアップします）、ちょっと違ったことは、パスポートケースをどうしたもんかと考えあぐねていたことを実行に移したことです。
もう１０年くらい経つと思いますけれど、バルセロナに住む友人からプレゼントでいただいたこのパスポートケース、とっても気に入っています。皮の手触りがすごく柔らかい。この友人のことは書く機会がなかったので一度も私のブログに登場して来ませんでしたが、私がバルセロナに遊学していた２５年前に現地で知り合った日本人女性です。彼女はスペイン人と結婚して、バルセロナの近郊に住んでいます。ご主人は会社員ですが、彼女はバルセロナでＢＡＲ（バル）を経営しています。月ー金の営業なので、５月に行った時にお店には行かれませんでした。
このパスポートケース、とても大切に使っていたのですが（と言っているくせに、化粧水をこぼして染み付けてるし
）、日本の高温多湿な気候が悪いのだと思います。中がボロボロになってしまいました。
内側がポロポロめくれてきて、ベタベタくっつきます。実は、２０代の時にローマのグッチで初めてブランド品のバッグを買ったのですが、あまり使わないうちに同じ状態になって泣く泣く捨てたことがあります。
使い勝手も良くて、取り外しの出来る仕切りがついていて、チケット、パスポート、チェック、現金などを分けてしまう事が出来ます。カードを入れるポケットや、小銭を入れるファスナー付きの小さなポケットも付いていて、とても機能的なものでした。
実は５月にスペインに行った時にも使ったのですが、パスポートやカードに剥がれたビニールの様なものが付着してその都度掃っていたんです。でも、あの頃はまだ湿度がなかった。先日、パスポートの番号をチェックしようと思い、パスポートを出したところ、この黄色いビニールの様なペタペタがびっしりパスポートについてきてしまいました。最初の画像はきれいに拭いてからなので分かりませんが、黄色いパスポートになっていました
絶対に捨てるもんか
と、昨日は内側を剥がす作業をしました。仕切りの部分は皮ではなく、黄色いビニールの様な素材でしたので、捨てました。
最初、手芸屋さんで接着芯を物色していたのですが、帽子のつばやカバンの底の補強用にと、プラスティックの板を売っているのを発見。購入してきました。仕切りのサイズにカットしたものです。ここまで昨日の作業でした。
今日はこの仕切りに布を張り（ボンドで止めてから糸で縫ってあります）、昨日一旦捨てた仕切りをゴミ箱から拾い出し、見出しの部分を救済して使えるか試したところ、問題なくＯＫだったので利用することにしました。この皮の部分が味なんですよね。
で、本体の内側にもボンドで布を貼り付けで完成
マチの部分は布を張ると折りたたみが上手くいかないようなので皮のままにしました。しかし、もっときれいにカットした方がいいですね
ポケットやファスナーはないので、以前より使い勝手は落ちますが、お気に入りのパスポートケース捨てなくてすみました。これで後１０年は使えるかな
って、パスポート見てると旅に出たくなりますね