CAVA x Valentine | ¡Viva ワイン!

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ワインを飲みながら、気になったことを書いていきたいと思います。

昨日は、お世話になっているスペイン食文化協会の方からお誘いいただいて、CAVA x Valentineのイベント に行ってきました。


ヴァレンタインにはカヴァで乾杯しよう乾杯という素敵な企画です。会場は、池袋にあるワインバーエスペルト さん。全部で19種類のカヴァを試飲させていただきました。


カヴァは、瓶内2次発酵でつくられたスペインのスパークリングワインのことで、このブログでも以前 紹介したことがありますが、リーズナブルだけれど、お味は抜群のコストパフォーマンスが非常に高いカヴァ、そのカヴァを一同に試飲が出来るのですからこんなに嬉しいことはありません。


Viva ワイン! こちらは、ピチュモルト・ロサード。何気にロゼ好きな私ですが、今回はロゼが2本しか出ていなかったのがちょっと残念。他の超辛口のカヴァを飲んでからいただいたので、やや甘さを感じましたが、CAVA x Valentineということであれば、ロゼをチョイスするのは大いにありかな、と思います。

Viva ワイン!     Viva ワイン!
左の絵、どこかで見た記憶ありませんかはてなマーク 1992年のバルセロナオリンピックのマスコット、コビ君の作者、ハビエル・マリスカル氏のデザインです。相変わらず可愛い音譜 エスクトゥリト・ブリュット・ナチュラル。非常にスッキリした飲み口でした。 


右はレカレド・ブリュット・ナトゥーレ。一同に並ぶと、エチケットがちょっと地味で逆に目立ったのですが(笑)。きめ細やかなビロードのような泡立ちが素晴らしく、熟成期間を伺ったところ30ヶ月とのお話でした。カヴァは原産地呼称法により、最低9ヶ月の熟成期間が義務づけられているのですが、こちらのカヴァはそれを大きく上回った期間、熟成させているそうです。カヴァは通常ヴィンテージものを作らないのですが、こちらのは2006年のヴィンテージものでした。又、オリを取ってボトリングする際、オリを冷凍させて一瞬にして抜き去る手法が一般的ですが、こちらのものは1本づつ品質をチェックしながら手でオリ抜きをするそうです。


Viva ワイン!    Viva ワイン!

左のちょっと見、南アフリカ、はたまたオーストラリアと思ってしまったエチケットのカヴァは、フェレット・グアッシュ・ブリュット・ナチュレ・レセルバ。こちらのワイナリーは長期熟成にこだわり、スタンダードなものでも熟成30ヶ月以上、その上のグラン・レセルバは60ヶ月以上の期間をかけて熟成させているとか。熟成期間の長いものは、泡のきめが非常に細かく、なめらかな口当たりになります。


右のエメンディス・レセルバ・ブリュット・ナチュレもおしゃれなボトルで、熟成24ヶ月という代物。


Viva ワイン!    Viva ワイン!
左のカステルトーは、ブリュットとセミセコがあり、CAVA x Valentineの企画であるならば、やや甘口のセミセコとチョコレートは合うと思いました。実際、塩ケーキをつまんでから召し上がって下さいと言われたので、そうしたところ、ケーキがそれほど甘くないので、カヴァのほど良い甘さとピッタリでした。


右は、マルタ・デラックス・グラン・レセルバ・ブリュット・ナチュレで、何と熟成期間は52ヶ月。ボトルも非常におしゃれで目を引きました。泡の決め細かさは言うまでもありません。


Viva ワイン! 試飲会では、カヴァの他、オリーブの実もつまめました。左は唐辛子入り、右はアンチョビ入りです。唐辛子入りはとても珍しかった。


Viva ワイン! 最高級のオリーブオイルもパンにつけて試食、というか試飲(?)が出来ました。


Viva ワイン! 会場の様子はこんな感じ。


Viva ワイン! 壁には、ワイナリーの方などのサインが所狭しと書かれていました。


いろいろ試飲させていただき、どれも甲乙つけがたいカヴァばかりだったのですが、私が一番気に入ったのは、ロベルト・ホタ・ムール・レセルバ・ブリュット。


Viva ワイン!
実は何故かこの写真を撮り忘れていて、自分ではしっかり写真を撮ったと思いこんでいたのですが、探しても見つかりませんでした。こちらの画像は、今回のイベントを企画して下さった原田さんのブログ からお借りしました。こちらも熟成期間は20ヶ月以上。ボトルも丸いどっしりタイプで高級感は抜群(でありながら、希望小売価格は2500円<消費税抜き>)という非常にリーズナブルなお値段。凡字のように見えるエチケットは、ロベルト・ホタ・ムールの頭文字R・J・Mをデザイン化したものだそうです。


スペイン食文化協会の方、ありがとうございました。