月桃紙製造工程の概要
沖縄の草から生まれた月桃紙
月桃は沖縄の山野に群生するショウガ科の多年生草本です。
多年生というのは、冬を越して何年も生き続ける植物です。(雑な説明ですが・・・。)
多年生に対するものとして一年生植物、二年生植物があり、比較すると理解しやすいかもしれません。
一年生植物は一年以内に花を咲かせて種子で子孫を繋いで枯れていく植物、二年生植物は一度越冬して二年かけて種子を残して一生を終える植物です。
月桃は地下茎から茎が生えてきます。本物の茎は地下茎なので一見茎に見える部分は偽茎(ぎけい)というのです。竹と似ています。
月桃紙は月桃の茎(偽茎)を原料として作ります。
和紙は楮(こうぞ)とか三椏(みつまた)を原料として作ります。月桃紙はこれらの代りに月桃の茎を原料として作ります。
月桃の茎を押しつぶして水分を絞り出します。
ローラーで押しつぶして茎から水分を抜き取ります。
このような装置です。
これを天日乾燥させます。
乾燥させたらロール状に巻き取って梱包します。
この状態で製紙工場へ原料として送ります。
製紙工場では・・・
月桃紙には手漉き月桃紙と機械すき月桃紙があります。
機械漉き月桃紙はイメージ画像として以下のような加工を受けます。
(外注加工している製紙工場は工場内の撮影をさせてくれません。同業者が見ると細部の工夫がばれてしまうそうです。)
こうして月桃紙が完成します。
月桃紙壁紙
月桃紙を建築用に加工した月桃紙は下記サイトでご紹介しています。
自然素材の優しい意匠がくつろぎの空間を演出します。
リホームや新築の際、ぜひご検討ください。
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