今年も鹿児島から発信!野良猫や多頭崩壊の猫たちのためにボランティアで避妊去勢手術実施 | 【鹿児島⭐︎動物病院から】飼い主さんとペットの絆を深める心の持ち方接し方を提案 獣医師 浜崎菜央

【鹿児島⭐︎動物病院から】飼い主さんとペットの絆を深める心の持ち方接し方を提案 獣医師 浜崎菜央

鹿児島で動物病院を経営しつつ、飼い主さんがペットに1つでも多くできることを提案できる場として、ペット関連のイベントや講演をしています。
http://www.ruoona.com/
http://www.alohapet.info/

みなさん、年末年始バタバタで、すっかり更新が遅くなってしまいました。

 

今年も、ここ鹿児島から、

 

野良猫や多頭崩壊の猫たちのために、ボランティアで避妊去勢手術を実施したいと思っています。

 

 

 

 

 

 

私がこの活動をすることにしたきっかけは、

 

以前のブログに書いたとおり。

 

どうしてなのかご存知ない方はコチラをどうぞハート

これ↓

野良猫や多頭崩壊の猫たちのために ボランティアで避妊去勢手術実施します

 
 
 
 
この活動をフェイスブックやこのブログを通して知った方々が
 
毎回それぞれ参加してくださっています。
 
私の発信なんてすごく小さなものですが、
 
必要な人に少しずつ広まっていっている気がします。
 
 
「来月はいつ実施されるのですか?」
 
という問い合わせなども増えてきました。
 
 
この活動を通して
 
さくらねこが少しでも増えていってくれれば、
 
野良猫が増えていくのが少しずつ減っていくと思うのです。
 
 
 
鹿児島市でなく市外であっても、
 
鹿児島県でなく他県であっても、
 
必要な方、必要な野良猫がいるのであれば、
 
連れてくるのが大変でしょうが参加してもらって問題ありません。
 
 
 
 
「うちは鹿児島市でないから、参加できないですよね?」
 
という問い合わせもあるのですが、
 
全然問題ないんです。
 
 
ただ遠いところからわざわざ来てもらうこと
 
そして手術が終わってお返しできるまでの間、長時間、時間を潰していただかなければならないこと
 
 
それがあるだけです。
 
 
 
 
 
1月の実施日時は、
 
1月31日(水)9時〜
 
です。
 
 
 
詳細については、
 

https://www.facebook.com/events/531029310602318/

 

にあります。

 

 

 

寒い時期に手術をするのはかわいそう・・・

 

という方もいらっしゃいますが、

 

生まれてくる命のことを考えると、しっかり手術をしてあげたほうがいいこともあります。

 

 

 

年末から発情期の子が増えてきました。

 

「発情がきて鳴いて困ってるので、早く手術を・・・」

 

という問い合わせもしばしば。

 

 

 

実際この時期連れてこられる野良猫ちゃんは、ほぼ100%発情しています。

 

もしも手術していなかったら・・・

 

2ヶ月後には出産し、新たに野良猫が数頭誕生することになってしまうのです。

 

 

この寒い時期に生まれた子たちは、

 

猫風邪をひき、ひどい目やにや鼻水に苦しめられたり、命を落としたりするケースも多いです。

 

せっかく母親が身を削って産んでも、命を落としたり病気をしたりするのはかわいそうですよね。

 

 

 

そうそう。

 

もう一つお伝えしたいことがあります。

 

 

 

「雄猫はとりあえず手術はいいよね」

 

という方へ・・・

 

 

 

雌猫は妊娠し出産します。

 

「子供が増えたら困るから」という理由で手術をする人は多くいらっしゃいます。

 

 

「雄猫は出産することもなければ、子猫を連れてくることもない。

 

 だから、雄猫は手術を無理にしなくてもいいでしょう」

 

という人も多くいらっしゃいます。

 

 

 

これは大間違い!!

 

 

野良猫の世界では、雄猫こそ厄介だったりもするのです。

 

 

 

 

なぜか???

 

 

 

雄猫の行動範囲はとても広いのです。

 

いろんな場所で、雌猫を妊娠させて歩くのです。

 

 

雄猫に関わっている人は直接的な被害はないですよね?

 

だって、雄猫が子猫を産むわけでも連れてくるわけでもないのですから。

 

 

でも、その地域全体で見た時に、

 

野良猫の数を増やすという意味では、

 

その雄猫は大きな影響を与えているわけです。

 

 

だから、

 

雄猫であっても、手術をしてさくらねこにしていただきたい!

 

と願っています。

 

 

 

「雄猫と雌猫、どちらを優先的にすればいい?」

 

と聞かれたら、

 

「雌猫」

 

と答えますが、

 

「いずれは雄猫もしてくださいね!

 

と付け加えます。

 

 

これは、その地域に野良猫を認めてもらう意味で、マナーとして実施していただきたいことです。

 

 

 

1月末までまだ日がありますので、

 

多くの必要な方、必要な野良猫へこの活動が広まりますように・・・

 

シェアやリブログ、大歓迎ですハート

 

少しでも多くのさくらねこ誕生のために、どうぞよろしくお願いします。