この3日間続いた35℃の暑い日々は、
なんと、メイン州史上初めての「暑さ警報」が出たほどだったのだそうです。
メイン州で生まれ育った夫は、「過去にもっと暑かったことはあると思うけどなぁ」とピンとこない感じでしたけれどね。
私的には、6月で35℃が3日間も続くのは、この6年間で初めてのことだったかなあと思います。
しかも、昨日は朝から雷
のなる大嵐でした。
そんな日に、夫が予約していたメイン州出身のコメディアンのショーを見に行くことになっていました。
それも、お外席。
「自分の折りたたみ椅子を持ってきて」という感じの絶対雨を避けられない感じのショーでした。
場所は、ネイプルズというタウンの湖の辺りに立つレストランのお庭
ショーは夜7時半からでしたが、ちょっと早めに行ってディナーも食べようということで
6時に着く頃には、文字通り、大雨
。
レストランの入り口で夫の車から先におろしてもらいましたが、
道路に足をついた瞬間に、靴がずぶ濡れ
頭にも大粒の雨がザブンと覆い被ってくるようでした。
そんな大雨で、本当に外でコメディショーをやるのかしらん？
レストランの入り口でテーブル予約の名前を入れる時に係の人に聞いたら、
彼女も困った顔で、
「そうですね〜。今のところは。もしかして中止になるなら後で発表になると思います。」
だって。
今日のコメディショーを目掛けてやってきたお客がたくさん
レストランの入り口で待っています。
雨降りだし、湿気もムンムンで、混み合った古いレストランの店内は空調もあんまり効いていません。
それでも、マルガリータを喉に流し込み、
絶対に体に悪そうな揚げ物でディナーをささっといただきました。
私たちのテーブルに食べ物がやってきたのは、まだショーの始まるまでには余裕のあるタイミングでしたが、
「食べ終わった後、すぐに外に出られるように、お会計は先に済ませてください」
とウェイトレスさんに言われると、ちょっと気持ちが急かされます。
他のお客が次々にショーの開催されるお庭に移っていくのを見ると、
夫も私もソワソワしちゃって、
まずは夫が、私たちが持参した折りたたみ椅子をお庭において場所取りしてくるということになりました。
こういうところ、役に立つ夫です。
私は、濡れた靴とワンピースが、落ち着かず。
ディナーはそこそこにして、外の折りたたみ椅子に収まると、
7時を過ぎるころ、雨が小雨になり、曇り空になりました。
ショーの開始は決定です。
前座の若いコメディアンが場を温め、最後に
「それでは、メイン州の偉大なコメディアンのボブ・マーリーが登場です！」と威勢よくアナウンスされて、
ボブ・マーリーその人がステージに立ちました。
アメリカの全国テレビにも出るほどの有名人だそうです。
大拍手で迎えられたボブ・マーリー
（歌手に同姓同名の人がいますが、別人です。）
最初からギャグを連発してお客は大喜びです。
（何がおかしかったかは私には聞かないで
）
レストラン直近の船着場には、ボートでやってきた人たちも彼のショーを聴いています。
私たちを含め、お庭にいるお客は1人40ドルくらいの入場料を払っていますが、
湖からやってくるボートは無料でショーを楽しめるということになります。
これも湖が多いメイン州ならではの出来事です。
時折、雨も降ってきて、
最高のアウトドアショー日和とは言えませんでした。
もう、ここまで濡れたら、もうどうでも良い感じ。
で、肝心のコメディショーですが、
ご想像の通り、
会場の全員が地面が割れるほどの大笑いしているところ、
私の笑いの沸点は全くシンクロしません。
家で夫とスタンドアップコメディを観るとアルアルの場面です。
彼の英語はクリアなメイン州訛りで、わかりやすい英語だったのですが、
私が面白いとなと思える箇所が30％くらいしか見つからなかった
。
この人のショーを見るのは初めてだし、雰囲気に慣れていないというのもその理由かもです。
元々、期待していませんでしたけどね〜。
夫は、楽しんでいたようなので良かった。
私としても、湖の辺りでショーを見るなどというメイン州らしいことができたことが良かったなと思えました。
家から出て、普段と違う場所に行くだけでも、私にとっては嬉しいおでかけでした。
次はもっとお天気に恵まれたら良いな。
今日も日々徒然なブログをお読みくださりありがとうございます。
明日も素敵な1日になりますように
。