フレンチブルドッグの病気 メイン州大嵐 | アメリカ メイン州からアロハ

アメリカ メイン州からアロハ

アメリカ、ハワイ州から、東海岸最北のメイン州に引っ越しました。
日本の方にはあまり馴染みのない、メイン州の出来事を私の経験を通してご紹介したいと思います。

よろしくお願いします。

メイン州、お天気予報通り土曜日は真冬に逆戻りのお天気でした。






夫帰宅後、除雪機で雪かきをするほどの積雪量びっくり



メイン州のあちらこちらでは、停電したタウンがあると今日になってお友達からききました。



珍しく、田舎タウンの我が家は大丈夫だったのです。発電機が発動することなく無事に過ごしています。





夫、もれなくロキのためのドッグランも裏庭に作ってくれました。



これ上矢印は、夕刻の景色で、お昼間は斜めに降る雪で視界は悪く、用事がなければ外出しない方が良い日でした。



もちろん、私は今までそのような天候の中運転をしたこともありません。



が、しかし、あるオオゴトが起こり、初めてそのような天候の中、自宅から1時間弱の場所へ出かけることになりました。



えーここからは、私の備忘録と、もしかしたらワンちゃんを家族に持つ皆様に出来事をシェアできたらという思いで書きます。



前日まで、こんな風にテーブルに座る私におねだりをしていた元気なロキが、





昨日になって、朝ご飯を食べない、息が荒い、なんだかいつもと様子が違うという症状があり、



「もしかして、3日前に爪切りにドッグサロンに行ったから、そこでケネルコフでも移されたのかな?」と思いました。



でも咳はしていません。息が荒い以外なんだかおとなしすぎて、変なのです。



心なしか、体も少し震えているようでした。熱があるのかもしれません。



夫が仕事に行ったあと、ずっとロキが視界にある位置で観察していました。






午後になって、私の後をついてくるときに、急にビッコを引き出しました。



ロキが右の前足をうまく床に着地できずに、横に倒れそうになるくらいバランスが悪く、



これはただ事ではないと直感しました。



すぐに職場の夫に電話し、救急病院を探してもらうことに。



その間に、私は、すぐにロキを連れて外出できるよう準備です。



土曜日ですから、普段行っている獣医さんのオフィスはお休み。



夫がスカーボロというタウンの動物救急病院を見つけてくれたので、そこで落合ということにしました。



後は、夫に教えてもらったアドレスをGPSに入れ、凍った道路を注意しながら、45マイルに減速されたハイウェイを、永遠のような気持ちで運転しました。



雪とみぞれがフロントガラスを覆うので、最新の注意を払っても、道路自体にも積雪があり、凍結していることもあり少し怖いのでした。ガーン



こういう日は、本当に外出しないに越したことはありません。えー



上矢印これは、昨日撮った写真ではありませんが、ロキは車に乗るだけで、こんな風に巻舌になり、息が荒くなります。



私の助手席で、盛況に大巻き舌と荒い息でドライブを耐えているようでした。



左手にハンドルを持ち、右手で時々ロキの頭を撫でながら



「もう少しで、ダディとお医者さんに会えるから頑張ってね。」とロキと自分を励ましながら運転しました。



ようやく獣医さんの建物に着き、夫がロキを抱えて受付に行ってくれた時は、少しホッとしました。DASH!



やっと、ロキの手当てができる。お願い



その後は、親切な獣医さんが



「ロキが前足を折り曲げるように地面に着地しようとするのは、首の神経が侵されている可能性が高いです。



真っ直ぐに立たせようとすると、右側に倒れこむようにするので、



フレンチブルドッグには多い、椎間板ヘルニアかもしれないこと。



後ろ足ではなく、前足に特に影響があるということは、首の骨にヘルニアができている可能性が大です。



レントゲンを撮って、MRIを撮って、採血をして、原因を明らかにした後、手術をするか、投薬で様子を見るか決めましょう」



という説明を受けました。



最近、朝ごはんをすぐに食べないということがあったのは事実だけれども、どうしてこんな風に急にこんな症状が出てくるのでしょう?



夫も私も、何か自分たちがしたことが原因なのではと反省し始めました。



ロキが喜ぶロープでの遊びがラフすぎたのか?



ロキの顔を両手で覆って可愛さあまりに、なでなでするのが悪かったのか?



なんで、首なんだろう?



足が短くて、胴体が長い犬種には椎間板ヘルニアが多いのだそうです。



フレンチブルドッグであるロキもその部類に入ります。



獣医さんの説明では、その原因は犬の形状以外に、トラウマのような出来事であったり、体を極度の衝撃に晒した時など多々あるけれども、



いまだにそのピンポイントな原因は不明なんだそうです。



ただ、全ての検査を終えないと、それが椎間板ヘルニアなのか、ウィルスによるものなのか、はたまた他の病気なのか、判断はできません。



その一連の検査、手術をするためには、入院する日数によって、12000ドル(約176万円)か13000(約192万円)ドルの費用が必要という見積もりが出てきました。ガーン



ロキにはペット保険はかけていませんので、それらは実費で全額支払うということになります。



が、しかし、その見積もりに同意し、半額のデポジットを入れないと、これ以上の治療はできないという規定で



そこは、私たち夫婦に拒否の選択はありません。



ロキは私たちの子供ですから。えーん



ロキを獣医さんの手に委ねて獣医さんのオフィスを後にしました。



ロキのことを思う気持ちは、夫も私も同じですが、



夫はストレス緩和のために、帰宅して雪かきが終わるなり新しいお酒のボトルを開け、現実逃避左矢印のように私には見えました。



一気に1/3はいったのではないかな。ポーン





私は、このアプローチには賛成できませんが、それで夫が楽になるのなら仕方がありません。




夫と私の間でストレスへの対応手段は異なります。




私は、ワンちゃんの椎間板ヘルニアについての動画を見漁りました。




怖いことは、知識を得て理解したいということだと思います。









この日、レントゲン、採血を済ませて、内臓や骨の異常はないことを確認したと獣医さんから連絡が入りました。



今日、MRIをして、首の骨のC2とC3の間のディスクがヘルニアを起こしていることを確認、そのままロキは手術を受けました。



現在、「手術は成功しましたよ!結果は良好です」というお知らせをを待っているところです。



ドキドキしながら、でもできることはないので、



ロキのベッドを洗ったり、帰ってきたロキをどういうふうにお世話するのかとかを考えながら、ブログを書いています。



フレンチブルドッグの5頭に1頭がこの病気にかかるそうなのです。そして大多数が手術後、しっかり回復するそうです。



きっと、大丈夫🙆です。



今日も日々徒然なブログをお読みくださりありがとうございました。



明日も素敵な1日になりますようにお願いラブラブ





上矢印ほんの3日前のロキです。