ずいぶん前になりますが、京都 大徳寺聚光院の特別拝観で千住博氏の「ウォーターフォール」の襖絵を観た時のあの感動は忘れられません。
昨年、友人と軽井沢に行きたいと言っていた目的の一つは千住博美術館で「ウォーターフォール」だったのですが、ようやく訪れることができました。
駅レンタカー軽井沢営業所から車で10分。
エントランスまでのアプローチには、いろいろな緑豊かな植物に溢れています。
千住博氏の初期作品から近作までの貴重なコレクション約100点の中から、折々の企画に応じて作家自らが選ぶ40数点を展示する美術館です。
チケット購入はこちら。
PayPayや交通系ICでも可能なのですが・・・
何度も通信エラーの為、結果現金で購入です。
館内は撮影🆖の為、公式HPより画像掲載しています。
※公式ホームページより
※公式ホームページより
建築家・西沢立衛氏の手掛けた建造物は、明るく開放感に満ち溢れています。
自然光が入る美術館って珍しいですよね。
それが、千住博氏の作品の世界観と軽井沢の豊かな自然と調和して、素敵なんです✨
2024年3月1日〜12月25日まで企画展“ チキュウ・ウチュウノキセキ”
千住博氏が美術家として出発した東京藝術大学
大学院在学中から現在に至るまで、「ビル」から始まり「山水」、「森」、「桜」、「崖」など
多様な作品シリーズが生み出されてきました。
作品の表現方法が移り変わろうともコンセプトは一貫しています。
それは「時間」という概念です。
「チキュウ・ウチュウノキセキ」本展では、
その移り変わりを初期作から最新作「浅間山」まで40数点の作品により紹介されています。
どれも繊細なのにダイナミックでその作品に惹き込まれます。
※公式ホームページより
数々の「ウォーターフォール」を目の前にして、鳥肌が立つほどの感動✨
絵なのに、目の前に本物の滝が水飛沫を上げて水が落ちているような錯覚さえ感じます。
そして、プロジェクションアートは必見。
シーズンオフの平日だったこともあり、ほぼ友人と2人だけの貸切状態。
誰にも邪魔されず、静寂に包まれた中での作品鑑賞は贅沢なひとときでした。
2024.5.23