ガンガジ「あなたの本質そのものが幸福」 | 宇宙の限りなき優しさの中で

宇宙の限りなき優しさの中で

大好きな映画や音楽、日々の生活で感じたことを綴ります。

今回も前々回に続き、心に響いたガンガジさんの言葉をご紹介。

著書の『ポケットの中のダイヤモンド』を読み終えました。




本を購入した当時に一度読んではいたのですが、内容をほぼ覚えていない状態での再読でした。

読み終えて感じたのは、初読み後からの私の体験が、この内容に共感する出来事でもであったんだなぁという感覚でした。

疑問を外側の誰かとかに求めるをやめ、自問を選択する生き方に変化していった経験がそう感じさせてくれたのだと思います。


では本書の「幸せを求めて」が見出しの文より、共感した部分を抜粋してご紹介します。

※著書の文中の太文字の箇所を赤文字にしております。



祝福された人生ではときとして、スピリチュアルな探求、神、そして真理を探し求めることへの使命感が湧き起こります。

普通のやり方では「この使命を果たすことができない」ことを私たちは知っています。

そこで私たちは「世俗的な」在り方を脇に退け、スピリチュアルな生き方に向かいます。

残念ながら、往々にして、世俗の生活に影響を与えてきた条件付けと同じものが、精神探求をもまた支配しようとします。

するとそれは精神的快楽、精神的快適性、精神的知識、また精神的安心感の探求へと姿を変えます。

遅かれ早かれあなたは、そうしたスピリチュアルな探求にも幻滅せざるをえません。

快楽を手に入れることができるのは明らかです。
あなたは恍惚の境地へと達するでしょう。

神、あるいは真理の存在を感じれば安心し、その存在に抱かれていると感じれば気持ちがいいでしょう。

けれども、自分が常にそうした存在の一部であったということに気づかない限り、あなたはいつまでも、神が幸福を与えてくれる、という信念あるいは願望に基づいて、どこかにあるその存在を、神を、探し求め続けるのです。

この信念あるいは願望は、神とは何か、ということに関するかなり幼稚な理解の上に立っています。

神とは、永久に続く快楽、快適さ、安全をあなたに届けてくれる、もの、力、あるいは場所である、というわけです。

私は、幸福を見つけることは不可能である、ということを悟りました。

「どこか」 に幸福を追い求め続ける限り、あなたは幸福が存在する場所を見過ごしています。

どこか他所に神を見つけようとする限り、あなたは遍在性という神の最も本質的な真理を見過ごしているのです。

あなたがどこかほかの場所に幸福を探し求めるとき、あなたはあなたの本質を見落としています。

あなたの本質そのものが幸福なのです。

あなたは、あなた自身を見過ごしているのです。




たまに今の世の、スピリチュアルを語る方々の「神に愛される生き方」というものに、私は違和感を感じてたのですが、この部分を読んで、自分の持つ違和感に納得した感じです。

くれぐれも、「必要のない重荷」を背負わないように、外に求めることなく気づきの恩寵へと導かれることを願います。


では今回の曲も前々回に続き、シャナイア・トゥエインの楽曲で『フロム・ディス・モーメント・オン』。


From This Moment On / Shania Twain