今回紹介する映画は、007シリーズのダニエル・クレイグが私立探偵を演じた『ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密』。
映画『ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密』予告編
2019年の作品で、監督は『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のライアン・ジョンソン。
監督がアガサ・クリスティのミステリーを意識した作品であるということで鑑賞を楽しみにしていた映画です。
もうひとつの楽しみは、公開延期となっている007シリーズの最新作『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』で共演するダニエル・クレイグとアナ・デ・アルマスが本作でも共演してること。
WOWOW放送前の追悼の文章で知ったのですが、今月5日に逝去されたクリストファー・プラマーさんも出演。
『サウンド・オブ・ミュージック』に出演されていた名優です。
他の出演は、『キャプテン・アメリカ』シリーズのクリス・エヴァンス、『エジソンズ・ゲーム』のマイケル・シャノン、『トゥルーライズ』のジェイミー・リー・カーティス、懐かしき海外ドラマ『特捜刑事マイアミ・バイス』のドン・ジョンソンなど。
この映画から私が選んだ名言は、悩んでいる考えに同意を求められた探偵のブランがそれに答えた言葉。
私の考えは違いますが、ご自分の心に従えばいい。
正直であり、思いやりもある言葉。
私も人に同意を求められて自分の考えとは違っていたら、このように答えることにしようと思った言葉でした。
生き方の選択は「答えは自分の中にある」ですからね。
自分の価値観を人に押しつけず、他者の価値観も尊重する。
それは、オードリー・ヘップバーンと親交があった加藤タキさんが語っていた、心の広いオードリーの人柄でもあります。
私もその人柄に感銘を受けて以来、そう在りたいと努めてます。
そういうのもあって、今回紹介した言葉が心に残りました。
あと、この物語では「蒔いた種を自らが刈り取る」が描かれており、善良な心で生きることを大切にと教えてくれる作品でした。
そこのところが本作が好きな理由でもあります。
ちなみにですが、私は結末まで犯人はわかりませんでした。
では今回の曲は、この映画のエンディングソングで、
ローリング・ストーンズの『スウィート・ヴァージニア』。
Sweet Virginia / The Rolling Stones