映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の魅力 | 宇宙の限りなき優しさの中で

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大好きな映画や音楽、日々の生活で感じたことを綴ります。

 
今回は、マーベル映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズの魅力を紹介したいと思います。

私が思うこのシリーズの魅力は、笑えるユーモアを交えながら、
個性豊かなキャラクターたちが協力し合ってゆく姿。

そして懐かしい音楽の数々と、心に響いてくる言葉。


まずは、第1作で心に響いたシーン。

ヴィン・ディーゼルが声優を務めるグルートが、いつもは「私はグルート」という言葉だけで話すのに、皆で力を合わせようという時に「私たちはグルート」と話したシーン。



グルート


このグルートの「私たちは」がとても心に響き、これからの時代はこの精神が大切になってゆくだろうなって感じました。

「私は」 という個の意識から「私たちは」という意識へ変えてゆくことが、より良い未来への道に繋がると思いました。



仲間と共に銀河を救う ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー。

第2作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』で戦う相手となる者の名は、自我を意味する 「エゴ」。

クリス・プラット演じるピーター・クイル(スター・ロード)がこのエゴに言ったひと言が心に響きました。



エゴ(左)と クイル


自分を倒そうとするクイルにエゴは「お前は神なんだ。私が死ねば、お前も普通の奴らと同じになる」と言う。

イエスとブッダが対峙した自我を思い出させる言葉です。

そのエゴの言葉に答えたクイルの「それのどこがいけないんだ」のひと言、それが私の心にすごく響きました。

それは、仲間や家族への愛より、自分だけが神のようになることを選んで何の意味があるんだ、というような言葉に感じます。

この物語の主人公も、イエスやブッダと同様に自我の誘惑を退けた、そんなシーンにも思えました。


このシリーズはユーモアだけでなく、物語の内容も深い。

それが『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の魅力です。





このガーディアンズ・オブ・ギャラクシーが新たに参加した映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』も観ました。

アベンジャーズのシリーズもおもしろく、今年の4月公開の次回作が最終章になるとのことで、こちらも楽しみです。


映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』予告編


この最終章のあとも『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のシリーズは続くようなので、第3作も楽しみにしています。



では今回の動画は、映像はマーベル作品、曲はVonLichtenとのコラボによるクイーンの『ウィ・ウィル・ロック・ユー』。

曲と映像が見事にマッチした迫力のある動画です。


We Will Rock You VonLichten / Queen + VonLichten