臨死体験の実話を描いた映画のメッセージ | 宇宙の限りなき優しさの中で

宇宙の限りなき優しさの中で

大好きな映画や音楽、日々の生活で感じたことを綴ります。

私のブログで今も毎日アクセスがある臨死体験の実話を描いた映画の記事があります。

その映画は『天国からの奇跡』。

物語で語られる「愛」のメッセージが心に響く作品です。

では今回は、実話に基づく臨死体験の映画を4本紹介します。


まずは、治療の手立てが見つからない重病を患った少女に起きた奇跡の実話を描いた、2016年の映画『天国からの奇跡』。

幸せだった家族に突然訪れた苦難の中で、少女の母親は本当の奇跡とは何なのかということに気づいてゆく物語。

困っている人へ手を差し伸べる愛の美しさを教えてくれます。


映画『天国からの奇跡』予告編



こちらも重病による死の体験から生還した少年の実話を描いた、
2014年の映画『天国は、ほんとうにある』。

その体験でイエスと出会い、少年は知らず両親だけが知っている亡くなった家族に出会ったという証言をしている。

天使たちの美しい歌を聴いて、クイーンの曲で「ウィ・ウィル・ロック・ユーも歌うの?」と尋ねる少年もおもしろかった。

日々の身近な出来事の中に愛があることを教えてくれます。


映画『天国は、ほんとうにある』予告編



海で猛毒のクラゲに刺され心肺停止になり生還した男性を描く、
2014年の映画『パーフェクト・タイム 100億分の1の奇跡』。

この映画は、観たくてレンタル屋さんで探したけれども見つからなかったので、まだ観ることができていない作品です。

(追記)その後、鑑賞できました。

主演俳優はクリント・イーストウッドの息子さん。


映画『パーフェクト・タイム 100億分の1の奇跡』予告編



交通事故によって死の体験をした牧師さんの生還後の心の葛藤と再生を描いた、2015年の映画『きみが還る場所』。

90分間の死の体験から生還したが重体の入院で苦悩し、周囲の人たちの親切を受け取ることも愛だと気づいてゆく物語。

与える愛だけでなく受け取る愛の大切さを教えてくれます。


映画『きみが還る場所』英語版予告編



臨死体験の実話の中で語られる「愛」の物語。

彼らはなぜ生還できたのか。


臨死体験で学んだことを本にした『喜びから人生を生きる!』の著者であるアニータ・ムアジャーニさんは、その体験で「人々にこの知識をシェアしていくことが、今から私の目的になるということがわかりました」と語っていた。

※ 過去記事 アニータ・ムアジャーニさんが語った臨死体験


地上に戻ると決めたとき、出会った存在に「戻るなら、ここでのことを人々に伝えて」と告げられた人物もいる。

※ 過去記事 臨死体験者が語る、愛そのものと魂を導く存在


そして、ここ数年で映画化された臨死体験の実話を描く作品。

これらには何か意味があるように感じています。


個人的には「死後の世界がある」ということを知って生きることの大切さを伝えようとする存在があるのではないかと思う。

それほどに、今の時代は便利さという物質主義に偏り、精神的な危機を迎えているのではないかとさえ感じることもある。

次元を超えた体験から学んだ人物たちを描く実話の物語を観て、
自身の心に何が響くかを感じていただけたらと思います。



今回の曲は、映画『天国からの奇跡」の予告編に使用された、
レイチェル・プラッテンの『ファイト・ソング』。

歌詞の和訳字幕付きのミュージック・ビデオです。


Fight Song / Rachel Platten