心理カウンセラーのかざわちはるです。
先日、こんな記事を書きました。
以前の私は、
この程度で○○と言ってはいけない
って思う癖がありました。
（だいぶマシになったけど、今でもそういう傾向にある）
自分がそこそこ得意なことでも
この程度で”できる”って言ってはいけない
って思ってたし、
自分が大変な時にも
この程度で”大変”って言ってはいけない
って思ってた。
続きはこちら↓
自分ができること、得意なことでも
”その程度”って思ってしまうのは
自分の周りには自分と似たような人が集まってることが多いから
って理由も大きいと思う。
大企業でバリバリ仕事してる人が
やっぱりバリバリ仕事してる同僚と自分を比べて
「自分はたいして仕事ができない…」
って落ち込んでたり、
美人でスタイル抜群のモデルさんが
仲間のモデルと自分を比べて
「あの人に比べたら私はスタイルも顔もイマイチ…」
ってコンプレックスを持ってたり、
ものっっすごく脚が早い人が
日本トップレベルの陸上部で
ライバルに勝てなくて
「自分はまだまだ…」
って思ってたりする。
こういうことが
ほんとによくあるんです。
それ、比べる相手が間違ってますからーーーーー！！！！
残念！！
久しぶりに思い出したギター侍波田陽区さん
あなたの周りという、ごく狭い範囲では
当たり前でも、
世間一般では、それはすごいことなのよ！
自分の身近な人が基準になるって自然なこと。
特に、真面目で向上心がある人は、
自分以上にできる人に目を向けがち。
東大生が、「頭が悪い…」って悩む、
みたいなこと、みんな結構やってるんだよね。
（もちろん私もね）
自分が持っているもの
自分ができること
当たり前だと思ってるかもしれないけど
実はすごいんだよ。
すごいって思っていいんだよ。
それに、さっき、
「世間一般ではそれはすごいこと」
って書いたけど、
世間一般でどうとか
できる人数の多い／少ないとか関係なく、
自分が自分をすごいって思ってもいいんだよね。
例えば、私には子どもがいなくて、
こどもを産んで育ててる人はそれだけで
すごいなーーーって
心から思ってるけど
子育てが大変で悩んでいるお母さんにそう言っても
「いやいや、それぐらいみんなやってることなんで…」
「私なんかダメな母親なんで…」
って言われたりするの。
世の中で、子どもを育ててるお母さんは、たしかにたくさんいる。
でも、お腹の中で赤ちゃんの命を育んで
すっごく痛い思いをして産んで
いろんなことを我慢して
自分をたくさん後回しにしてフラフラになりながら赤ちゃんを育てて
子どものためにたくさん悩んで悩んで…
って、めっちゃすごいことじゃない？
めちゃめちゃいいお母さんじゃない？？
でも、自分ががんばったこと
大変な思いをしていること
もっともっと認めてあげよう。
「あなたはすごいよ」
「よくがんばってるよ」
「えらいね」
って自分に言ってあげよう。
（子育てに限らず、何にしても言えることだよ）
あなたは、あなたが思ってるより数百倍すごい。
自己評価が低い人は、
自分をほめる基準をぐぐーーーーっと下げてみてね。
そして、他人からのほめられたら
自分ではそう思えなかったとしても、
「その人から見たら、そうなんだな～」
「もしかしたら、そうなのかも」
って、いったん受け取ってみてね。
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