俺の泊まっているホテルに日本人のKさんという人が長期滞在してて、彼とフィリピンの治安についていろいろと話したんだけど、俺が思っていた以上にセブは危なかった

特にクリスマスシーズン

Kさんはなんと最近ジプニーの中で強盗に襲われたらしいのだ。しかもまだ日が出てるお昼時に

ジプニーの中でスマートフォンをいじっていたら、前に一人のフィリピン人が立っててビサヤ語で何やらまくし立ててきたらしい

腹が立って文句を言ったら、その手にはボロボロのナイフが握られテープでグルグル巻きにされていた

ナイフも小さいしボロボロだからやっつけてやろうと思ったら、隣に座ってたフィリピン人が既にわき腹にナイフを突き立てていたらしい

結局反抗できずにそのまま携帯と現金とネックレスを盗られたといっていた

もちろん昼間だから強盗以外にも沢山のフィリピン人が乗っていたんだけど、誰も助けてくれず、皆口々に「渡しとけ 大人しくそれを渡せと」言って、反抗しないように促すだけだったらしい

強盗が降りていった後に一緒に警察までついて来てくれた人はいたらしいけど・・・

警察に行って10000P渡したら10人くらい仲間の警官を連れてきて気合を入れて探しに行ったというのも実にフィリピンらしくて面白い

俺も今まで夜は人気のない道に入ったり、昼間でもスラム街には近づかないように気をつけてたんだけど、真昼間からジプニーで襲われるとは想像もしてなかった

普通にジプニーを使いまくってたんだけど、この話を聞いてからはジプニーに一人で乗れなくなったよ ははh

彼だけでは無く、彼の友達や知り合いも結構この時期やられてるらしく、俺が想像してた以上にセブは危険

特に厄介なのが韓国人で、彼らは強盗に襲われても反抗する奴が多くて、銃で打たれたりナイフで刺されたりして命を落とした人も最近結構いるらしい

キリスト圏のフィリピン人にとってはクリスマスはただのお祭りではなく特別な日だから皆お金を欲しがる

俺達外国人だけじゃなくて、同じフィリピン人もこの時期はやっぱり危ないのだ

クリスティンも俺のホテルのすぐ近くに住んでいるんだけど、俺をホテルまで送ってくれた後、わざわざ遠回りをして帰っていった

ホテルの裏の道を使えば一本で帰れるんだけど、人気が無くて危ないから、大通りに出てジプニーで帰るんだとか

俺達日本人の感覚からすると家のすぐそばに危ないところがいくらでもあるっていうのが想像できない・・・

だからクリスマスイブは大人しくホテルに引きこもってようと思ったし、クリスマスは俺にとっては特別な日じゃないし

ただ、周りの楽しそうな雰囲気や盛り上がりを見てると、やっぱ引きこもってるのは寂しくなるよね。ここはフィリピンなんだから

なんて話をクリスティンにしたら、彼女がイブに家に招待してくれた

彼女の故郷はダバオなんだけど、今仕事でセブに来てて従兄弟の家に世話になってるのだとか。それでイブには皆でパーティーをやるからという事で招待してくれた

俺はフィリピンのクリスマスイブは大騒ぎして通りは人で溢れかえっているのかと思ったんだけど、昼間から人気が無くなり、ジプニーやタクシーの台数も一気に減って、町全体がとても静かになる

クリスティンの話によると、フィリピン人はクリスマスを家族と家の中で祝うから、何処の店も休業になったり夜になるとクローズして皆家の中に引きこもるのだとか

クリスティンの家は彼女含めて女性4人と男性一人の5人で生活してるらしいんだけど、俺が行ったときは友達も来てて、女性が5人男は俺一人だけでした

あとで家主の男性も帰ってきたんだけど、すぐにどっかに行ってしまった

最初は家も狭く女性ばかりでなんとなく肩身が狭い感じがしたんだけど、皆歌ったり踊ったりしながら楽しんでて、その雰囲気のお陰でリラックス

俺はというと、料理をつくる手伝いをしたんだけど、フィリピンの料理の作り方がよくわからなくて、結局野菜を切っただけ

見てるいると、缶詰を次から次に開けて、なべに流し込んでソースを作ったり、肉を焼いたりと結構適当な感じだったな(笑)

あとは食事したりワイン飲んだりしながら、適当にトークを楽しむ厳かな感じ

夜の12時になると花火が上がるからという事で、2人で外に散歩に出かけたんだけど、花火というよりは、そこら辺で若者が爆竹を投げまくってて非常にデンジャラスである

家の庭にカラオケの機材を持ち込んでカラオケ大会を始める家族や、小さな打ち上げ花火を上げだす奴、クリスマスになった瞬間に急に騒がしくなる

大通りでは「メリークリスマス!!」と声を掛け合う人たち・・・なんか日本のニューイヤーに雰囲気が似ている

ホテルで一人でもんもんと過ごす事を考えると、ほんと来て良かったと思うけど、今が楽しければ楽しいほど、また一人になった時の寂しさは倍増するんだよね

世界一周ふらふら軌~二ヶ月目~



実は今俺はちょっとしたトラブルを抱えている

ナガのATMでお金を下ろしたときに、お金が出てこなかったのに、俺の楽天の口座で決済されているのだ

その時銀行でコールセンターの仕事をしているアリッサもいたし、すぐに電話連絡しとけばよかったんだけど、まさか決済がかかるとは思っていなかったからほったらかしにしてて、後日決済されていることが発覚したんだよね

日本の楽天銀行に電話しても対応が悪すぎて話にならないし

そんな愚痴をクリスティンにこぼしたら、彼女の従兄弟が別の大手銀行で働いてるから、相談してみろって

自分で電話すればいいんだろうけど、銀行に電話して返還交渉まで出来るほどの英語力はない・・・

そこでパーティーの時に話したら、今日休みだから、一緒に銀行まで行って返還交渉をしてくれる事になった

ほんと日本の銀行の無能さ、フィリピン人のお人好しさ。

ニュージーランドみたいに誰にでもオープンなフレンドリーさはないけど、ちょっと仲良くなるとどこまでも親切なのがフィリピン人

クリスティンとは長い付き合いだけど、彼女の従兄弟とは初対面

返還の結果がどうなっても、これだけ親身になってもらっただけで俺は満足です

ちなみに金額は10000P

フィリピン人の平均月収らしい

だから余計に大騒ぎ

現在収入のない俺にとっても10000Pは大事!

日本人は過剰に親切にされると遠慮したり断ったりするする人が多いけど

俺はフィリピンでは一切遠慮しないし、その親切に甘えきってます

だって、俺はビジターだから!!
セブに来たら一つだけどうしてもやっておきたい事があった

もちろんそれは日本では出来るようなことでは無いし、いつでも出来るわけでもない

フィリピン以外にも出来る国は他にもあるらしいけど、チョコレートヒルというロケーションの中飛行機を飛ばせるのはここしかない

セスナの体験飛行

遊覧飛行とは違って、自分でセスナを離陸から着陸までの行程を操縦するのである。しかも今回はチョコレートヒル上空まで行って帰ってくるコースだ。

BSの映像のような風景を自分の操縦で楽しめるのである

価格は操縦者25000円 同乗者が5000円という日本円での支払い。日本人観光客向けのアクティビティらしい

たしかにフィリピンの物価になれてきてる俺にとってこれはべらぼうにな価格だ

しかし、日本を出る前からこれだけはやろうって決めてたらか、日本円でお金も用意してたし・・・甘いものは別腹ってやつで・・・

今回はフィリピン人の友達のクリスティンに同乗して貰って、彼女にカメラ係りをお願いした

ただでさえセスナに乗るのを怖がってた彼女に「俺が運転をするんだ、ライセンス持ってないけど」といった瞬間に顔が凍りつき、しばらくしてから「This is may last day...」とつぶやいた

体験操縦とはいえ、横に日本人のパイロットが乗り、危なくなったらフォローしてくれるのだ

使用するセスナも練習用のセスナで、操縦桿が2ついており、例えば操縦中に俺が寝てしまっても、もう一つの操縦桿でパイロットが操縦できるようになっているのだ

だから安心であると、言う事は面白いからクリスティンには伝えなかったけどね

乗り込む前にパイロットの櫻井さんに「なんか操縦経験とかあります?」「いやないです」

「ゲームとかシュミレーターとかで遊んだ経験は?」「ゲームくらいなら あっ ラジコンヘリの経験ならありますけど、一回もまともに飛ばないまま墜落を繰り返して、何台もお釈迦にした経験ならありますね」

櫻井さん苦笑い・・・クリスティン日本語理解できず

5分程で計器の見方や簡単に操縦の仕方のレクチャーを受けあと、いよいよセスナに乗り込む一同

無線スイッチを入れて、エンジンをかけたら轟音をたててプロペラが回り始めた。クリスティンは完全に沈黙状態、顔が青い。ちゃんとカメラを取ってもらわないと困るぞと

体験操縦は格納庫から滑走路に出る所から始まっている。滑走路は日本でもお馴染みのセブマクタン国際空港

足元には左右2本のペダルがあり、地上では左を踏むと左に曲がり右を踏むと右に曲がるようになっているのだ

両方を同時に踏み込むとブレーキで、前に進むときはペダルを放して、プロペラの出力を上げるのだ

プロペラの音が回転数とともに大きくなりやがて飛行機は少しずつ動き出す、なかなかまっすぐ進んでくれなくて、左右のペダルで調節しながら曲がったり、修正したりするんだけど、これが慣れるまではなかなかうまくいかない

滑走路の目の前の停止線で一旦停止して、国際線の離陸と着陸を一台づつ見送ってからいよいよ滑走路に飛行機を入れる

滑走路を前に一旦停止して、管制塔からのゴウサインをプロペラを回しながら待っている心境は、陸上競技のスタート直前のよう

クラウチングポジションで地面だけを見据えて、耳を澄ます選手たち

一分後に管制塔からゴウサインがでたら、出力を少しずつあげてブレーキを一気に離す

機体は一気に加速を始め、更にプロペラの出力を上げる

滑走路脇の芝生が右から左にどんどん流れて、やがて緑の絨毯に変わってきたところで「操縦桿を少しずつ引き起こしてください」の合図で言うとおりに操縦桿をゆっくりと引っ張り上げる

機体はふわっと頭の方から浮き上がりそのままどんどん上昇していく

風が強くて機体が凄い揺れるんだけど、自転車に乗る要領で操縦桿を微妙に動かす事によって機体を安定させる

こうして文章に書くと簡単そうだけど、ぐらぐら揺れる機体のなかで、緊張して力の入った状況でそんなにスムーズにできるかと言えば、できない

ただ、空を飛ぶ乗り物は地上を走る車と違って、バランスを崩したからって直ちに墜落するわけではないから、とくに櫻井さんのフォローもない

ようは体で覚えろと言うことである

高度が上がると風が少なくなり機体も安定してきて、ようやく外の景色が楽しめるようになって来る


世界一周ふらふら軌~二ヶ月目~
世界一周ふらふら軌~二ヶ月目~



高度は常に500M前後を保つように支持されるんだけど、この高さで見る珊瑚礁と小さな島々からなるセブ諸島のコンビネーションは言葉を失う

死にかけてたクリスティンもようやく息を吹き返したのか、後ろで感嘆の声を上げている

写真はちゃんと取っていてくれてるようだ

上に上がってから旋回やその他最低限必要な練習をしたら、いよいよボホール島に向けてフライト

と思いきや、ボホール島の島影が既に見えてきている

船で行くと2時間も掛かるのにセスナだと10分くらいなの

眼下には密林のジャングルの間を動脈のように走る川、農村、幹線道路、この高度だとそのどれもはっきりと確認することができる

やがて例の甘食のような丘がぽつぽつと見え始めてきた

俺の見えている景色はプロペラ越しからで、飛行機のラインと水平線のラインを基準に飛行機を水平に保つように運転してるんだけど

そのラインの隙間にチョコレートヒルがポコポコと挟まって見えてくるのだ

左に旋回しても、右に旋回しても、チョコレートヒルが目から離れない

櫻井さんの話によると、このチョコレートヒルは全部で約1200近くあるのだとか・・・・


世界一周ふらふら軌~二ヶ月目~
世界一周ふらふら軌~二ヶ月目~
世界一周ふらふら軌~二ヶ月目~



伝説はいろいろあるらしいけど、貝などが大量に発見されていることから、昔は海底だったのだろうと言われているらしい

あっという間のチョコレートヒルも終わりセスナを大きく旋回させてマクタン島に引き返す

帰りの途中に櫻井さんからの提案があり、コースターなんとか?(忘れた)なんていかがですかと

つまりアクロバットまでは行かないけど、飛行機をちょっと派手に運転しようと言ってるのだ

もちろんその時だけは櫻井さんに操縦をかわってもらう

機体は急に垂直降下

スピードが乗った所で急上昇・・

体の動きと内臓の動きにタイムラグが生じているのがはっきりとわかる

急降下から急上昇する瞬間に内臓が下に取り残され、とてつもなく重く感じる。結構痛いし気持ち悪い

これを何回か繰り返してくれたんだけど、後ろでクリスティンが完全にKOされてるのを確認して、終了した

着陸は風が強く飛行機が全然安定しなかったので、ほとんど櫻井さんの補助で着陸

飛行機から降りてちょっとやすんでも、KOされたクリスティンは気持ち悪いのが直らない。櫻井さんの話によると、フィリピン人は体質的にこういうのが弱いのだとか

お気の毒様です

体験飛行 体験なんだからちょこっと感覚を味わうだけかと思ったら、操縦の全てを自分でやらされるのだ

料金的な面も考えると、高いか安いかは微妙なところだけど、いろんな意味でいい経験になったと思う

次は戦闘機の運転だな


世界一周ふらふら軌~二ヶ月目~



帰りにクリスマスの催しがされている公園によったんだけど、ここでも相変わらず物乞いの子供たちが寄ってくる

その方法は、座って話していると、急に目の前にやってきてダンスや歌を披露して、終わるとお金を下さいという目でじっと見つめてくる

コインがないよというと、そのまま次のターゲットのところに言ってしまう

試しにクリスティンに「もうこれ以上貧乏な子供を見たくないよ」と言ってみたら、彼女も「昔から見てるけど、未だに慣れず可哀想だとおもってしまう」

「両親はどうしてるの?」「育児を放棄して子供が稼いでくるお金をあてにしてるのよ」

「なんで育児できないってわかり切ってるのに子供を作るの?」「多分子供に稼がして、自分たちが生き延びるためだと思う」

つまりそうやって育った子供がまた同じように子供作って、自分の子供に物乞いをさせているのだ

この連鎖が続く限り、路上生活者の数は一向に減らないだろうし、この貧困問題を解決しない事には先進国になんてなれない

マニラでは体中砂だらけの子供が、路上の脇にダンボールをひいて、親と一緒に寝ているのを良く見かけるし

道路を歩いていると、汚れた手を黙って突き出して、お金を請求してくる子供、飲みかけのジュースをねだる子供

みていてホント不愉快になる

インドはもっと酷いんだろうけど、マニラやセブも中々のものである

そういった貧乏人の絨毯の上に高級家具を並べて、優雅な生活を送る中国系の大金持ち

フィリピンは今も昔も外の国から利用されている



ペソは2倍すれば日本円になります

いつの間にかルソン島のレガシピからセブ島に移動してきたんだけど、俺のミスでセブ島の同じホテルに一週間滞在しないといけないことなってしまった

そこで、昨日はセブ島から高速フェリーで2時間のボホールって所に日帰りでいってきたんだけど

この島のチョコレートヒルと呼ばれるところは、世界的にも有名で、ちょっとした観光スポットになっている。日本人だとこういう場所をパワースポットとか言いそうな感じもするけど

フェリーはタグビラランっていうボホール島で一番大きな街に着くんだけど、チョコレートヒルはそこから数十キロ離れていて、ジプニーとかバスで最初は行こうかと思っていたんだけど

港に着くとチョコレートヒルのプレートを持ったツアー会社がわんさかと待ち構えていた

彼らの話を聞くと、車を一台チャーターしてチョコレートヒルを含めたボホール島の見所を一気に回るというプランで2500P

ちなみに交渉するとあっという間に2000Pまで下がります

確かに日本人の金銭価格からする、車と運転手がボホール島を一日掛けて案内してくれて、ガソリン含めて一日4000円なら安いものだけど

最近フィリピンの物価に慣れてきた俺からすると2000Pなんて非常にクレイジーな価格なのだ

少なくともルソン島南部を旅していたときは、宿泊費を除いて一日に500Pも使っていなかったし

だから2000Pなんて払えない。ジプニーを乗り継いでいけば、多分往復で200Pもかからないし

ここで俺が悩んだ理由は、ボホール島の見所はどうやらチョコレートヒルだけではなくて、その他にも洞窟 ビーチ アニマル ロボック川や、ここには書ききれないくらいの観光資源があるみたいなのだ

その全てをジプニーやバスで一日で効率よく回るのは多分無理

そこで俺はバスやジプニーも面倒くさいし、折角こんなところまで来たんだから、チョコレートヒル以外も見て回りたいと思って

たまには先進国から来た外国人らしく大枚をはたいてやろうとも思ったんだが、やはり2000Pは無理である

とりあえず一番熱心な客引きをつかまえて、500Pから交渉を始めた

さすがに苦い顔をされたが、1800P出せば、車は出せないが、トライシクルを一日貸切に出来るぞという話であった

トライシクルとはバイクに屋根付きのサイドカーがくっついていて、乗り心地は中々悪くないのだが、雨がふると横から若干入ってくるという、フィリピンの田舎ではタクシー代わりに使われている乗り物である

長距離を走るのには向いてないような気もするが

とりあえず俺も500Pを譲りません。実際は1000Pまでなら出そうと思っていたんだけど

そこで向こうも値段は下げるんだけど、中々1000Pまでは下がらない

そこで俺は「俺の財布の中をよく見ろ」といって、500P札が2枚しか入っていないのを見せてやった

すると客引きオヤジも苦い顔をして、今度はバイクのプランを出してきた

バイクのプラントとはつまり、乗り物がトライシクルから150CCくらいのバイクの2ケツに変わるのだ

成る程、こういう隠れプランがあったのね

日本人が相手だとこういうプランは最後の手段なんだろうな

それもオヤジは1200Pだと譲らない

もう一度財布の中を見せて、「どこに1200Pがあるんだ、お前が見つけてくれたら払うぞ!!」といったら、オヤジもしぶしぶ納得して、1000Pで手を打つことになった

それでも高いような気がするんだけど、もう疲れたので諦めた

そして実はもう一つの財布には2000Pくらい入っていたのである

世界一周ふらふら軌~二ヶ月目~




本日のガイド兼運転手

こうして俺たちが移動しようとし始めた瞬間に土砂降りの雨

止んだら行こうよと提案するも、雨は中々止まず、バイクのおっちゃんがカッパ取ってくるとどっかへ出かけてしまい、戻ってくる頃には止んでいた

一応持ってきてくれたカッパを着て出発

チョコレートヒルまでの道のり約2時間

この乗り物で2時間はちょっときつい

途中ガソリンスタンドによるもおっちゃん金を持ってなくて、俺が200Pを貸してやった

もちろん残りの報酬は800Pになるぞという事を確認して

怪しげな空を上にチョコレートヒルが近づいてくる

チョコレートヒルとは、高さ数百メートルくらいの、甘食のような形をした小さな丘が、無数に集合した地帯の事で

そこの中心地に展望塔のようなものを作って、そこからチョコレートヒルの全貌を楽しもうという観光資源である

チョコレートヒルが近づいてくるにつれて、農村のバックには甘食のような丘が少しづつ確認できて、核心地に近づくほどその感覚は狭まっていく

展望党につくと、入り口で60Pを払って、そのままバイクで上まで行くと

そこは売店やら車やでごったがえしていて、観光客もフィリピン人だけではなく、この国では珍しい白人の姿もちらほらとみかける

平日の昼間なのに中々の人である

さらにそこから徒歩で数分あがったところが展望塔の一番上

世界一周ふらふら軌~二ヶ月目~



なんとも不思議な光景

密林のジャングルに忽然と甘食が転がっているのである

俺の視力ではどこまでその光景が続いているか確認できないくらい前後左右に奥まで続いている

こういう光景を独り占めできたらいいのにな~

日本のBS放送でもちょくちょく取り上げられるくらいだから、人はそれなりに多いのだけど

これはわざわざ足を運ぶ価値あり

シーズンになると丘がチョコレートのような色になり、本当かどうかはわからないが、チョコレートの様な臭いがしてくるのだとか、それでチョコレートヒルと名付けられたらしい

実に怪しい伝説ではあるが、それはそれで、チョコレートヒルはファンタスティックです

次に向うのはターシャ

ターシャとは世界一小さい猿で、これもボホール島の名物の一つ

しかしながら世界一小さな猿には全く興味がわかない。これが世界一でかいキングコングのような猿だというなら、大枚はたいてでも見に来るんだけど・・・そもそも動物にはあまり興味がない

でも帰り道にあるらしく、何もいってないのにおっちゃんが気を利かせてターシャの森まで連れて来てくれたから、仕方なく行こうと思ったんだけど

ついた瞬間にまたも土砂降りに。。。。

慌てて近くの売店兼おみやげ物やに駆け込むと、店の店員が席を用意してくれて、とりあえず座れと

こういう東南アジアで親切ってなんか疑っちゃうんだよね

席代を請求されたり、食べ物をしつこく注文させようとしたり、お土産を買わせようとしたり、何か裏があるんじゃないかと疑うところが始まるのである

実際そんな事はなく、ただ俺と話したかっただけらしく、気がつくと4人くらいの店員に囲まれて、質問攻めにあっていたのだ

しかもこいつ等英語が下手くそで、なかなか会話が進まない(笑)

そのうちの一人が日本人の友達がいるんだよっていってたけど、10分後には俺の事を「よう!マイフレンド」と呼ぶようになっており、その日本の友達もこの程度の仲なのでは?。。。

世界一周ふらふら軌~二ヶ月目~
世界一周ふらふら軌~二ヶ月目~



まぁでも凄いいい奴等で、彼のいうには、セブやマニラのフィリピン人は悪い奴が多いけど、ボホールのフィリピンじんはグッドだという事である

確かにいい奴らだ

雨が小康状態になってきたので、早速ターシャの森に60P払って行ったんだけど、ほーら言わんこっちゃない

小さい頃上野動物園のパンダを見に行ったときに、パンダが爆睡していて、ピクリとも動かなかった事を思い出した


世界一周ふらふら軌~二ヶ月目~



とくに感想も無いので、写真だけ載せときます

次はロボック川

これにまつわる伝説や情報がわからないから、ここで特に説明する事は無いんだけど、俺のガイドブックに絶対に行っとけとのことだったので、ツアーに組み込んでもらった

ロボック川ではクルーズを楽しめるらしく、密林のジャングルを縫うように川を1時間掛けて往復するのだとか

その出発地点になるロボック村に到着した瞬間にまた土砂降り

受付で話を聞くとなんと400P。。。高すぎる

ただこれには、船内でのビュッフェも含まれている。いつも食事をすれば200~300P位は使っていたから、そう考えると高くないかなと思って、悩んだ結果船に乗り込んだ

船内では、竹の舟床にテーブルが並べられていて、中央にはビュッフェの食事が陳列していて、生ライブの演奏がされている

なかなか金持ちになった気分である。400Pで金持ちの気分を味わえるのだから、悪くはない。他の客も身なりのいいフェリピーノや同席していたのは中国人だ

船内では別料金でビールやドリンクを注文できるようになっていて、俺もコーラを頼んだんだけど、店員が勘違いしたらしく、同席していた中国人家族に請求して、そのまま払っていたようだ。ご馳走様です


世界一周ふらふら軌~二ヶ月目~
世界一周ふらふら軌~二ヶ月目~



たまに船が岸から延びた屋根つきの橋げたの様なところに船を寄せるんだけど、そこで待っていたのはロボック村の民族(多分)

そこで彼女らの演奏やら歌を聴いて、再び船は出発

成る程、利益の分配というやつですね

そして最後はなんとか洞窟

そこへ向う道中

途中から舗装道路が無くなり、泥道に

午前からスコールを繰り返してただけに、どろどろになってて、バイクの二人乗りではなかなか進めない

しょうがないから、俺が降りて暫く歩き、再びのり、また嵌って再び歩くの繰り返し

洞窟につく頃には俺もおっちゃんも足元がどろどろに。。。

ここまで苦労してついた洞窟があまりにも残念洞窟だったので、ここではすっぱりと端折りたいと思います

こうして俺のボホール島でのワンデイツアーは終わったんだけど

最後までちょっと心配していたおっちゃんへの支払い

きちんと約束どおり、貸した200Pを除いた800Pでおわり、それ以上請求される事は一切無かった。実は他にもわがままを行って、ツアーに組み込まれてないところとかにも行ってくれたんだけど、追加料金は請求されてません

フィリピンを旅して3週間近く経つけど、インドみたいに約束と違う料金を請求されたりする心配は無さそうです

ただ、トライシクルに乗るときは、地元と自分たち外人はどんなに交渉しても同じ料金では行ってくれない

どうしてもトライシクルに安く乗りたい時は、既に誰かが乗っているトライシクルを捕まえて、乗ってしまう事だ

ただし、目的地が反対方向だと断られてしまうので、根気が必要だ