父のこと
「わたしのことを優先して」「わたしを一番に考えて」「独り占めしたい」最近出てきた心の声です。最近かと思いきや、思い返してみると何年も前からこんな思いをずっと繰り返してる。ことに昨日気付いてゾッとした。「お父さんに対しての思いなんじゃない?」それに気づいた瞬間涙がワッと出て。(気づかせてくれたのりこ、ありがとう)そう思ってみると、言いたいことが言えなくて勝手に我慢していることが色々あったかもしれない、と思った。犯人はお前か。って気分。笑お父さんは私に興味を持ってくれていない、お父さんはつまらなさそうわたしが楽しくしていれば、わたしがキラキラしたところに行けば、お父さんもそれを見て楽しくなるかもしれない、って思っていたんだなぁ。なにもない私は価値がない、まだどっかでそう思っている私がいるんだなぁ。社会的に自立していなくては。全うな人間でいなくては。明るい私で、周囲に影響のある私でいなくては。母親からの価値観、植え付けは徐々に解除されてきていると思ったけどまさか、父も、とは。それは、そうか。お父さんが幸せでいて欲しいからわたしががんばる。お父さんが幸せでいて欲しいからわたしが幸せでいる。心のどこかでそう思っていた部分があったよ。あの、お父さんだからうちの、お父さんだからそう思うんだね。わたしはお父さんもお母さんも大好きで優しくて愛情たくさんかけてくれてきたと思っているけど、蓋して、抑えていた不満もあったんだ。それも、そうか。笑もっと人と仲良くしていて欲しかったしもっと喋ってほしかったしもっと笑っていてほしかったし何か、趣味をもったりハツラツとしていて欲しかった。ギャグとか言って笑わせてほしかったしお母さんのために色々と動く愛妻家でいてほしかった。でもそんなお父さんを咎めるでもなくしょうがないわね〜ぐらいな勢いでお母さんはお父さんのために「尽くし」ている部分があって「お父さんが働いてくれているからこうやって生活できている」とお父さんを立てていた。朝起きて出されたご飯を食べて仕事に行って帰ってきてまた出されたご飯を食べて休みの日はずっとテレビを見てそんな単調な日々を毎日繰り返すお父さんのどこがすごくてどこが偉いんだろう。何を楽しみに毎日過ごしているんだろうと思っていたけど、母の発言のおかげか?父への反抗期はなかった。反抗期になるほど関わりが少なかった、という意味でもあるかもしれない。お互いの悪いところが見えないように、深く関わっていないだけなんじゃないかと思っていた。深い部分でつながれていない、それが寂しかった。だからせめて、嫌われないように可愛がられるように愛されている娘で自慢の娘でいたかったのかもしれない。母は自慢の娘だとよく言ってくれていたけどわたしにはそれが重荷だった。でも、わたしは自慢の娘でいたかったのか。というか、父にそう言われたかったんだ。母じゃなく、父に。色々言ってくる母とは対照的にほとんど何も言わない父がどうしたら喜んでくれるのか聞きもしないでこうしたら喜んでくれる「はず」と勝手に頑張っていたんだ。と思った。ばかじゃん。笑健気だね。わたしは、父のことも、母のことも好きだから、深くつながれていないことが寂しくて、沢山の時間を共有することでこれまでの時間を取り戻そうとしているのかもしれない。果たされていない、報われない思いをどうにかしようとしている。死んでしまう前にもっと同じ時間を共有して相手のことを知ったり、わたしを知ってもらったりしなくては、と焦っている。父が何を思い、何を感じ、どんな風に生きてきたのか、父ってどんな人間なのか、母はどんな人間なのか、姉はどんな人間なのか、そんなことを改めて知ってみたいのかもしれない。でも、「家族だから」ということにとらわれて執着する必要もないのかもしれない。わたしは家族のことを知りたいと思っている、という現状がある。今はそれだけで、オーケー。終わり。