※2023年の入れ替え戦により、「グロリア」を追加しました。
女性が主役、というのはジャンルとは言い難いとも言えますし、主役の一人が女性、という映画は数限りなく、これまでのおすすめにも多数リストインしています。
が、「女性が主役!」としかいいようのない、別な言い方をすれば男は敵か添え物か邪魔者、というような痛快な作品があるため、それらを1ジャンルとしてリストしました。以下になります。
- 風と共に去りぬ(海外歴史劇と重複)
- 9時から5時まで
- グロリア
- 古都
- さくらん(青春映画と重複)
- 下妻物語(青春映画と重複)
- ジュリア
- テルマ&ルイーズ
- 初恋の来た道
- ボルベール/帰郷
- モンスター(一般人の犯罪映画と重複)
次点:ロング・キス・グッドナイト
「風と共に」は南北戦争によるアメリカ南部の荒廃と復興を描くとともに、スカーレットとレットの恋愛も主軸のようです(ポスターはそういう作りですね)が、実際に観てみればレットは主人公が愛している脇役にすぎないように見えます。スカーレットのライバルであり親友のメラニーが超強力な脇役、今風に言えばバディであることからもそれは明らかです。
「9時から」でははっきりとした敵ですし、「テルマ」や「ボルベール」、「モンスター」では邪魔者か無能な足手まといにしかすぎません。「初恋の」では重要な役ながらはっきりした存在感がありませんでした。
かろうじて、「ジュリア」のダシール・ハメット(ジェイソン・ロバーツ)が印象的ないい役でしたね。
「ロング・キス・グッドナイト」もリストに入れてよさそうですが、「犯罪映画」で既出ですし、共演のサミュエル・L・ジャクソン(男性)も頑張ったので、次点としておきます。