アニメ大国に映画ファンとして暮らしながらおすすめが3本とはこれまた情けないですが、アニメもまた観てこなかったわけではありません。東映動画のファンで今でも懐かしく思い出しますし、小中まではTVアニメもよく見ていました(その話は別途)。
そもそもアニメは大人の鑑賞に堪えないものではないとはいえ、やはり子供を対象にしたものが多いし、ある意味そうあってほしいとも思います(大人を対象にしたアニメがないということではありません。手塚治虫の「クレオパトラ」とかね)。子供も観るのであれば、あまりドロドロした展開はよろしくないですしね。
そうした部分が、自分にとって大好きにはなれても愛を感じるところまではなかなかいかないようです。
「ルパン三世」もアニメ版(TV、映画とも)は原作コミックとは違ってかなりマイルドですもんね。
そんななかでも、ある種の大人っぽさを持った作品3本をご紹介します。
- AKIRA
- 鉄コン筋クリート
- わんぱく王子の大蛇退治(大蛇はおろちと読んでください)
「AKIRA」の金田(正太郎!)は、少年とはいえバイク乗りなので青年一歩手前ですし、「鉄コン」も主軸は大人世界の話。「わんぱく」のスサノオノミコトは原作(古事記?)では青年以降と思われ、いずれの作品も大人の世界観を持っています。
「わんぱく」は以前、アニメ好きの後輩の同僚2人に勧めたところ、評価はいまひとつでした。自分はそうは感じませんでしたが、テクニックも題材も少し古いと思われたのかもしれません。