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■整理収納アドバイザー2級認定講座
●2024年4月29日（月・祝）10：00～17：00
リナシティかのや 研修室３
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●2024年6月30日（日）10：30～17：00
マルヤガーデンズ ガーデン6
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新緑が気持ちいい季節になってきました。
とは言え、鹿児島は冬が終わると春をすっ飛ばして夏がやって来るので、
すでに昼間は暑いです…。
さて先日はサンロイヤルホテルでマネーセミナーとのコラボ講座でした。
2カ月に1度開催しているマネーセミナーとのコラボ講座ですが、今回も2日間で約100名ほどの方にご参加いただきました。
毎回沢山の応募を頂き、前回は80名の応募に対し、200名の申し込みがあったそうです。
お金と片付けってやはり興味が高いんですね。
私の講座はともかく、マネー講師の田頭先生の話は簡潔で分かりやすい！我が家のお金のこと、チャンと向き合わなきゃ！という気持ちにさせてくれます。
次回は6月に開催予定ですので、鹿児島の皆さんリビング新聞をチェックしていてくださいね♪
さて、片付け講座の講師として様々な場所で話をする中で、
「片付けの目的を見失わないでくださいね」
とよく話をします。
片付けって最初は苦しくても、ある程度やり方が分かってくると、いる・いらないの判断が瞬時に出来るようになってきます。
どんどんモノが減り、暮らしやすくなる半面、そのタイミングでちょっと立ち止まって考えて欲しいのです。
「何のために片付けをしているんだっけ？」
なぜかと言うと、モノを手放すことが快感となり、片付けの目的が「心地よく過ごす」➡「捨てること」にスライドしている人がいるから。
そうなると、後々必ず後悔します。
何十年も前ですが部屋を片付けていた時、大好きな祖父に買ってもらったガラスケースがありました。
今はもう使っていないけど、思い出がたっぷり詰まっている。とはいえ、これかも使い道はないし、もう好みじゃない。
だったら、思い出は胸に留めて、モノは手放そう。
そう思ってあまり深く考えずに捨ててしまいました。
その時の私の片付けの目的は「いかにモノを減らせるか」だったのです。
その後しばらくして激しく後悔しました。
大好きだった亡き祖父が買ってくれた思い出の品。
細部まで鮮明に思い出すことができます。
あのガラスケースには祖父との楽しかった思い出がいっぱい詰まっていました。
祖父と遊んだビー玉を入れたり、当時の宝物を入れたり。
あまりにもそこにあることが当然となっていて、その価値を見失っていた私。
手放すことが楽しくなり新しいモノとの出会いが嬉しくて、その価値に気付かぬまま捨ててしまいました。
その後悔があったからこそ、「片付けでどんどんモノを減らしましょう！モノが少ない方が美徳です」
なんて私には言えません。
本当に大切なモノは他人には分からないもの。
大切かどうかは自分自身で決めなくてはいけません。
だからこそ自分自身が片付けの目的を見失ったら、取り返しのつかないことになってしまうのです。
誤解しないで欲しいのは、後で後悔するかもしれないからモノを手放さなくてもいい。と言っているではありませんからね。
キャパシティーを超えたモノに囲まれているなら、ちゃんと管理できる量に絞ってあげましょう。
その時に何を残して、何を手放すかの基準は、片付けの目的に直結するという事です。
さて先日アンティークマーケットで、あのガラスケースととてもよく似たケースを購入しました。
少しだけあの時の後悔が薄らいだように思います。
片付けって、心の開放に繋がると同時に、一歩判断を間違えたら取り返しのつかない後悔を生む行為なんですよね。
整理収納アドバイザー2級認定講座を4月末に鹿屋で、6月末に鹿児島で開催します。
片付けとは何かを深堀して学べる資格認定講座ですので、ぜひ興味のある方はご参加くださいね。