このブログには、日常生活が多難なこととか、落ち込みがひどいとかいったことは、ほとんど出てこない。


現実には大変なことがあっても、ネガティブなことはあまり書きたくないからだけれど、読む人によっては、

「こんな普通に毎日を過ごしているんじゃ、何も困ったことなんてないんじゃないの?」

と思っていることだろう。シンガポールに行ったりきたりして、優雅に遊んでいるようにも見えるし……。


だからたまには、嬉しくない現実についても書いてみたい。


今回はまず、夫が仕事で長期シンガポールに滞在している時に、ひんぱんについて行く理由。


はっきり言って、ひとりだと、日常生活すらうまくできないからだ。


夫がいるおかげで、朝は決まった時間に起き、一日のうち少なくとも朝食は一緒にとり、夕方は夫の食事の

支度をし、夜は眠るといった生活のリズムが保てているのだけど、彼がいなくなると、それが崩壊してしまう。


常にうつっぽくてよく眠れないので、起床時間がなぜか午前3時なんてことも、ざらだ。


苦手な掃除や片付けは、夫のチェックが入らないとまるきり忘れてしまいがちなので、夫がいないとたちまち、

家の中は空き巣が入ったかのように散らかってしまう。


その上、車の運転ができないのと、うつ症状があるために、ひとりだとすぐ、ひどい引きこもりになってしまう。

そうなると、家からちょっと外に出ることすら難しい。それどころか、ベッドから出るのすら難しくなることもある。


とまあ、すべてがこんな調子。ひとりになると、たちまち生活の何もかもがめちゃくちゃになってしまう。


注意力・集中力のむらもひどいので、ゴミ出しの日なんかもよく忘れてしまい、家はゴミ屋敷化していくし……。


結婚前に7年間、ひとり暮らしはしていたけれど、その間は学校か、仕事に行っていた。そのおかげで、

何とか生活のペースを作れていたわけだ。今は夫がペースメーカーになっているので、夫がいないと、

実に悲惨なことになってしまう。


ひとりでは、自分の面倒すらきちんと見られないというのは、ものすごく情けないし、悔しい。


けれど、今のところは、これが現実だ。だからどうしても、夫を追っかけてシンガポールに脱出してしまう。

(マイルをたくさん譲ってくれた人がいるので、たいてい航空券を買わずに、安く行っている)


夫がいると生活のリズムができるし、シンガポールではいろんな文化圏の人がいるので、少々ヘンな人でも

たいてい、誰も気にしない。日本の地方都市と違って、車なしでも生活至便なので、引きこもりにもなりにくい。


もちろん、ひとり暮らしがうまくできるようになりたいので、いろいろ工夫したり、常に努力はしているけれど。



「妻の手、キレイだねえ~」

最近、夫にしばしばそう言われていたのは、嫌ではない。けれど、実際に彼が見ていたのは、手じゃないのだ。

私の手に描かれたメヘンディ(ヘナ・タトゥ。もちろんペイントで、本物のタトゥではない)↓にうっとりしていただけ。

エイリアン@地球的異文化マサツな日々-mehendi0

これはヘナという植物由来の染料で手足に柄を描く、インドの伝統的な習慣を、観光客向けにアレンジしたもの。

シンガポールで友達を案内したときに、友達がしたのだけど、一緒に見ていた夫が夢中になってしまったので、

なんとなく、なりゆきで私もすることになった次第。


夫、何日も私の手を見ては、「いいなぁ~、いいなぁ~」を連発していた。

ペイントと言えど、日本ではいまだタトゥって目立つので、本人はかなり、こっ恥ずかしかったのに……。

(何もしなくても、エイリアン的言動でついつい浮いて悪目立ちしがちなのに、タトゥまであるんだから、もう!)

しかも、プールや浴場には、たとえペイントといえど、タトゥがあると入れないから、しばらく不便だった。


10日ほどで無事、自然に消えたので、今はもう、普段の手だ。

夫は残念がっているけれど、正直、ちょっとほっとした。


ペイントだけでこれなんだから、本物のタトゥなんて、私には絶対無理だ、ってことが、よくわかった。

最近おしゃれとしてタトゥをしている人、けっこう見かけるけど、よく気軽にできるなぁ~。

最近、「ツイッターはじめました」というメールがあちこちから舞い込んでくる。

(もうそれ自体、「冷やし中華はじめました」みたいで、何となく面白い)


私がツイッターのアカウントを作ってしばらくたつけれど、利用用途は相変わらず「ツイッター観戦」のみだ。

それも、夫の趣味のオートバイや自転車レースの、テレビ放送の観戦時に限られている。


ツイッターの向こうにいる「みんな」と一緒に観戦するのは、けっこう楽しいことがわかってきた。

夫の長期出張中は私一人で、録画しつつ見ていたのだけれど、選手の情報や試合の見どころを、すかさず

教えてくれる人もいて、素人にも面白みが伝わり、ありがたかった。


観戦している「みんな」同士のたわいないやり取りや、応援ツイートなんかも、見ていて面白い。

家でひとりでテレビの前にいても、大勢でわいわいやりながら観戦している感じ。


しかも、私の苦手な「表情や雰囲気をを読む」ことはしなくていいので、リラックスして静かに楽しめる。

そういう意味では、ツイッターは実に便利で、ありがたいツールだ。


けれど、いまだに普段の生活の中で、ツイッターを使って発信することはない。


自分の「いま何してる」「どこにいる」「なに考えてる」といったことを、それも、日々刻々とこまごま書き続けて、

他人と共有したいとは、とても思えないからだ。


そこまでプライベートをあけすけに公開するのって、何か怖い気がして、しかたがない。

こんな風に感じるのは、私だけだろうか?


芸能人や政治家、有名人なんかだったら、自己アピールの手段として意味があるのだろうし、パソコンでなく

携帯から使っているのだったら、リアルタイムな自分の感覚を「ライブ中継」して反響を受け取るのも、また

楽しいのかもしれない。


でも、基本ひきこもりで、さほど変化のある毎日を送っているわけじゃない私の日々刻々なんて、たいして

何事も起こらないし、面白いわけでもない……


やっぱり、ツイート発信はやめとこう。(勇気が出ない)


友達のシンガポール旅行のアテンド(案内/ガイド)をした。移動日を除けば正味、四日間。


ひきこもりで、いつもは家でたらたらしている私にとっては、驚異的に短い弾丸旅行。

けれど、子どもたちを育てるのに、日々てんてこ舞いしている友達にとっては、十何年ぶりに

手に入れた「一人」の時間だ。(それも決して贅沢な休日ではなく、ひたすらエコノミーな旅)


そもそもは、「一人旅がしたい」という夢をかなえるための旅行だったので、今回はアテンド

といっても極力何でも自分でやってもらい、私は、なるべく後ろに控えている、という形にした。


しかし……。


「どこに行きたい? 何をしたい?」とたずねても、観光地、それもほとんどがファミリー

向けの観光地ばかり、出てくる。長く母親でいると、そうなるのも無理ないかもしれない。


けれど、シンガポールが観光地化したのは、ここ数十年の話なので、観光地はたいていが、

観光客向けにわざわざ作ったところばかり。シンガポールらしさを感じられる場所ではない。


観光ガイドや旅行パンフレットに載っているのは、たいていがそういう観光地ばかりだから、

友達がそういうところに行きたがるのは、当たり前だ。驚いたのは、そういう作られた

観光の目玉に対して、自分が持っていた、意外なほどの強い反感。


ついつい「え~っ、そんなとこ行くの?!」という気分になってしまい、(しかも、私は表面を

とりつくろうことがうまくできないので、努力してもモロに態度に出てしまい)本当に困った。


そして、おみやげ買い。


主婦が何日も家を空けるというのは、それだけでもう大変だ。子どもたちの世話や送迎を

頼んだり、夫の理解や協力を得たりと、たくさんの人に影響が及ぶ。当然、協力してくれた

人たちには、何かしらおみやげを買わなければいけなくなる。


限られた予算と貴重な時間の、かれこれ三分の一ほどが、おみやげ買いに消えたと思う。


まあ、「おみやげをあれこれと選ぶ楽しみも、旅のうち」という人も多いことは、頭では理解

しているつもりだけれど、私としては、何だかとても残念で、もったいない気がした。


自分がこれほど、観光地とおみやげ買いが嫌いだとは、今まで自覚できていなかった。


どうにか、いくらかは地元の人の普段の生活を見せたり、歴史を見せたりもできたのだけど、

結局は時間切れ状態で、四日間はあっけなく終わってしまった。


友達の当初の希望は何とかほぼクリアし、「楽しかった」と言ってはもらえたけれど……。


観光客向けでない、素顔のシンガポールを、どれだけ見て、感じてもらえただろうか?



エイリアン@地球的異文化マサツな日々-marinabaysands1   
最新の観光名所。先週オープンしたばかりのカジノ・ホテルその他複合アミューズメント施設

マリーナ・ベイ・サンズ↑超斬新なデサインで、これからの観光の目玉になりそう。

エイリアン@地球的異文化マサツな日々-raffleshotel1

そして、言わずと知れたラッフルズホテル↑今回友達にアフタヌーンティーをおごってもらい、

初めて足を踏み入れた。伝統と格式でガチガチかと思いきや、意外と気さくな雰囲気だった。

「携帯電話用のヘッドセットが欲しいんだよね。両手があくヤツ」

夫は仕事で二台のパソコン(一台は図面専用のソフトが入ったもので、もう一台は普通の)

を使いながら、仕事の電話をすることがよくあるそうだ。両手でそれぞれのパソコンのマウス

を持って操作しているので、その上に携帯電話を持つには、手が足りない。


なので、携帯電話用ハンズフリータイプのマイクつきヘッドセットを探しているというわけ。


店頭で探してもないというので、ネットで探してみたけれど、これがありそうで意外とない。

「無線式」とか「骨伝導式」とか、凝ったものは見つかるんだけど、普通のもので、通販の

テレコミュニケーターみたいな大げさなものでない、コンパクトな携帯電話用ヘッドセット

(片耳用でも十分)、というのがない。


(夫によると、両耳イヤホンタイプは装着に時間がかかるのでNG、とのこと)


車の中で通話するためのものとか、簡単に見つかると思ったのに、どういうわけか全然

検索に引っかかってこない。パソコン用のヘッドセットなら、たくさん見つかるんだけど……。


なぜだろう? すごく不思議だ。けっこう需要があるはずだと思ったのに。


こういう製品をご存知のかた、もしいらしたら教えてください。