「妻の手、キレイだねえ~」
最近、夫にしばしばそう言われていたのは、嫌ではない。けれど、実際に彼が見ていたのは、手じゃないのだ。
私の手に描かれたメヘンディ(ヘナ・タトゥ。もちろんペイントで、本物のタトゥではない)↓にうっとりしていただけ。
これはヘナという植物由来の染料で手足に柄を描く、インドの伝統的な習慣を、観光客向けにアレンジしたもの。
シンガポールで友達を案内したときに、友達がしたのだけど、一緒に見ていた夫が夢中になってしまったので、
なんとなく、なりゆきで私もすることになった次第。
夫、何日も私の手を見ては、「いいなぁ~、いいなぁ~」を連発していた。
ペイントと言えど、日本ではいまだタトゥって目立つので、本人はかなり、こっ恥ずかしかったのに……。
(何もしなくても、エイリアン的言動でついつい浮いて悪目立ちしがちなのに、タトゥまであるんだから、もう!)
しかも、プールや浴場には、たとえペイントといえど、タトゥがあると入れないから、しばらく不便だった。
10日ほどで無事、自然に消えたので、今はもう、普段の手だ。
夫は残念がっているけれど、正直、ちょっとほっとした。
ペイントだけでこれなんだから、本物のタトゥなんて、私には絶対無理だ、ってことが、よくわかった。
最近おしゃれとしてタトゥをしている人、けっこう見かけるけど、よく気軽にできるなぁ~。