ちょこんと手にのるサイズのカボチャをいただいた。


エイリアン@地球的異文化マサツな日々-かぼちゃ
まるでハロウィンの飾りみたいだけど、

食べられますよ、とのこと。


これを普通に食べたのでは、何だかもったいない。

見た目をいかした何かにしたい。

……と思って、レシピを検索。


簡単なかぼちゃプリンを作ってみた。


普段、お菓子は一切作らないのだけど、

(必ず失敗する)

相方は甘いもの好きなので、ちょっとがんばってみた。


出来上がりが、これ。


エイリアン@地球的異文化マサツな日々-かぼちゃプリン かぼちゃを丸ごと使ったプリン。

ちゃんとしたオーブンは持っていないので、蒸してみました。


少なくとも見た目的には、意図したものができている。


かぼちゃの皮にヒビがあったので、受け皿をつけてみた。

液もれすることもなく、一応、無事に固まっている様子。


これはもしや、珍しく成功?


と思ったけど、実際はふるふるのプリンとはならず、

ガチガチに固まりすぎてしまっていて、あえなく失敗。


(味はおいしい、と言ってくれたけど)


うう、残念。


やっぱり私は、お菓子作りには向いていないらしい……。



郵便受けに、何やら見慣れない内容のチラシがポスティングされていた。


エイリアン@地球的異文化マサツな日々-怪しい?お仕事 「アルバイト緊急募集!地方裁判所にて情報公開されている競

売不動産の資料をご自分のデジタルカメラで撮影し、当社に

メールで送っていただくお仕事です!」とある。


ぱっと見て、思った。それって何か、怪しくない?


けれど、アルバイト代は諸経費込みで一回700円。

怪しい仕事にしては、高くない。っていうか、ずいぶん安い。


毎回裁判所に通って、一回10枚くらい撮影して(携帯は不可)、

家に帰ってそれをメール添付で送信する、という作業の

手間ひまを考えたら、安すぎかもしれない。


いったい、これはどういう仕事なんだろう。


「地方裁判所 競売 不動産」と入れてweb検索してみた。


すると、全国の競売不動産の情報を検索できるサイトが、いくつもあることがわかった。

物件の情報だけでなく、競売の入札状況も閲覧できる。しかも、誰でも無料で見ることができる。


どうやら、無料で公開する情報だから、実際のデータを収集する仕事も安く外注、っていうことらしい。

チラシにある、平日毎日仕事、っていうのも、最新の入札状況を入手するためなんだろう。

不動産は手続き関係がメンドウだから、入札の代行や落札後の諸手続き代行で、利益を上げるんだと思う。
たぶん。


偶然手にした、ちょっと怪しそうな一枚のチラシが、こんな知らない世界につながっているなんて……

世の中って、面白い。


先月の三連休のこと。エイリアン@地球的異文化マサツな日々-北へ向かう道


東北へ、夫婦で泊まりがけのドライブ旅行に行ってきた。


普段、引きこもりがちな生活をしている私にとって、

これは一大事件。

何週間も前から図書館に通って情報収集し、

最後はもう、ほとんどオロオロしながら準備していた。


出発の日は夜明けに起きて、

相方の運転で、ひたすら高速を北へとひた走る。

免許すら持っていない私は、運転を交代することさえできないので

申し訳ないけど、運転は相方ひとりに任せきりで、600キロ強を走破。無事、山形に到着した。


旅の目的は、大切な友人との再会。

いつかそのうち会いに行きたい……と思いつつ、日常にまぎれて、かれこれ17年も会っていなかったのだけど、

東日本大震災が起きて、改めて思い知らされた。


今日と同じ明日がくるとは限らない。いつまでも先延ばしにしていては、「いつか」は決して実現しない。

だから、行動を起こすことにした。


友人は、あたたかく迎えてくれた。もっとぎこちなくなるかと思ったけれど、流れた年月の長さを感じなかった。


三人で、羽黒山に登った。山岳信仰の霊場として有名なところで、2446段の石段が山頂へと続いている。
延々と続く石段に気が遠くなりそうだったけど、かなりがんばって、まずまずのペースで石段を登り切った。


エイリアン@地球的異文化マサツな日々-ミシュラン3つ星の杉並木


ミシュラン三つ星の杉並木。立ち並ぶ巨木は、さすがの迫力。

エイリアン@地球的異文化マサツな日々-黄金色 山形はちょうど、実りの季節。


行く先々で、

美しく輝く黄金色の稲穂が広がっていた。


友人の、

心づくしのおもてなしの数々を

堪能しているうちに、

再会の時間は、あっという間に過ぎた。


ありがとう。

本当にありがとう。


往復約1300キロを強行軍で運転してくれた、相方にも深く感謝。




アメリカ同時多発テロから10年。そして東日本大震災から半年。


ビルに突っ込む二機目の飛行機、崩壊するツインタワー、つぎつぎと押し寄せる大津波。

テレビの中継を通して見た映像は、恐ろしく生々しくインパクトがあると同時に、どこか現実離れした感覚もあり、

何ともいえない強烈にねじれた印象として、記憶に重く焼きついている。


同じように感じた人は、世界中にたくさんいるのではないだろうか。


考えてみれば、世界の出来事を、テレビ中継を通してリアルタイムで多くの人が目撃するようになったのは、

私の世代ぐらいからではないかと思う。生中継が一般化してきたのは、私が子どもの頃、ベトナム戦争を

テレビで見たあたりからだから……。


その場にいないのに、その時起こっていることがまざまざと見える、ライブ映像。

人類はこれまでにないまったく新しい形で、現実を経験するようになったのだ、と思う。

それが時に非現実的に感じられるのは、私たちがまだ慣れていないせいかもしれない。


映像は進化してどんどん高品質になり3Dになり、映像体験もどんどんリアルになっていく。

それにつれて、人が世界を見るときの感覚や記憶のしかたも、きっと大きく変化するに違いない。

私たちの「現実感」は、これからいったい、どんな風に変わっていくのだろう?


世間は、新しい総理大臣のことでもちきりのようだけど、

ウチでは、そんなことにはおかまいなしに、毎日が続いている。


「何、このニオイ……?」


ある日のこと。夫が入ってきた部屋には、たしかに、妙にすっぱいニオイが充満していた。


「ごめんごめん、さっき、すいか食べてたから」

「SUICA?ICOCAみたいな?」


ICOCAは、関西版のIC交通カードだ。


……。


「そんなもん、食べるわけないでしょうがっ!第一、食べモンでもないし!」

「いや、妻のことだから怪しい」

「何を言う」


たとえ異星人でも、そんなおいしくもなさそうなものをカジったりはしない。


「じゃあ、スイカ?果物の?」

「スイカはこんな、すっぱいニオイしないよ!」


「それなら、このニオイは一体、何?」

「酢・イカ。酢漬けのイカ!」

「な~んだ……」


「な~んだ、って!すっぱいニオイがしてるのに、どうして、『酢』がつくものを想像しないの?」

「酢のニオイだって、わからなかったんだよ」


え、そうだったの?

関西風にボケをかましてるのかと思って、突っ込んでみたんだけど。

なんだ、違ったのか。


こんな、かみ合わないやりとりはしょっちゅうだけれど、最近はあまり夫婦ゲンカに発展しなくなった。

(私も、少しは進歩したんだろうか?)エイリアン@地球的異文化マサツな日々-suika_photo


八月の末になって、暑かった今年の夏もようやく、終わったらしい。


今年もスイカは高値続きだったので、

大好物なのに、あまり食べられなかった。

それだけが、ちょっと心残りかな。