こんにちは。霊視鑑定のアリスです。


年齢別の学びについてお話しします。



年齢はあくまで地上世界の目安でしかありませんが、それでも年代別に学ぶべきことというものがあります。


年齢別にお話しする前に、目安の年齢に達する前に亡くなってしまったからといって、その学びが出来ていないわけでも不幸でもないということをご理解ください。


人は自分が定めたカリキュラムに適した寿命を決めて生まれてきます。

寿命は縮めることは出来ても、伸ばすことは出来ません。どんな健康法も医術も寿命の前には無意味です。


ですが、じゃあ好き放題していいという話ではありません。

繰り返しますが、寿命は縮めることは出来るのです。生活習慣は魂に影響を与えること、治療を精一杯受けることも学びとして定めてくるケースもあるということを知り、安易に自分の命を放棄してはいけないということは胸に刻んでください。



0歳から5歳(小学校入学まで)ですが、これは肉体を魂が表現出来るようになるまで物質的に成長させ、この地上世界に適応する時間です。


脳が未発達なため、どうしても魂が思うこと考えることをストレートに表現することが出来ません。これまで過去世で生きてきた時代との価値観や生活様式の違いにも慣れる必要があります。


そして自己保存の本能が最も強く出る時期でもあります。

子供が親を愛するのは自己保存の本能が強く出るからです。子供からの大好きという言葉に喜ぶのはいいですが、庇護のもとでしか生きられない自己保存の本能から言っているということも理解し、冷静に受け止めなくてはいけません。


同様に子供からの親が嫌いという言葉にも腹を立ててはいけません。子供の嫌いという言葉の裏側には、もっと甘えたい、自分を理解してほしいといった別の何かがあり、それを表現出来ていないだけなのです。

子供に嫌いと言われて腹を立てるのは、こんなにやってあげている、こんなに愛しているんだから私も愛してという見返りを求める子育てをしていると自覚し反省しなくてはいけません。

子育ては霊的なボランティア、見返りを求めてはいけないのです。



また、子供は純粋というのも間違った考えです。

目の前にいる子供は身体が小さいため魂まで幼く思えても、様々な人生を経験した大人の魂です。

大人顔負けの底意地の悪さや悪知恵を持っていてもおかしくはなく、子供は純粋という前提で子供を見ているとその子が持っている大きな欠点を見落としてしまうのです。



6歳から12歳(小学1年生から6年生)ですが、この頃から既に魂の性質を自分の意志通りにほぼ出すことが可能になる時期です。ほぼというのはまだ自己保存の本能が強く、親の望むように振る舞っている部分もあるからです。


この時期は過去世と今の価値観の違いや、自分の磨くべき欠点について直面し葛藤する時期です。

実際、意識しては行っていません。大抵は人間関係の揉め事を通じてもがきながら学んでいくのです。


この時期は大いに子供を転ばせてあげましょう。命の危険があるようないじめは別として、多少の困難や障害は予防接種のような気持ちで経験させることも必要です。


またこの時期の「理想的ないい子」は問題であるケースが多いものです。

子供であっても魂は大人です。自分が選んだ両親の未熟なところを理解し始める時期だからです。


こうやって振る舞っておけば親は騙せる、こう言えば親は喜び自分の言うことを聞くといったように、親の知性にある意味で見切りをつけ、ずる賢く立ち回る子供や、過剰な躾や過保護といった親の教育方針で魂の善性を潰されてしまった子供は「理想的ないい子」として親の前で振る舞うことが多いのです。


逆に親から愛されたいあまりに、自分の魂をねじ曲げてでも親の望む振る舞いをしようとする子もいます。

そういった子供は大きくなるにつれて本来の魂の姿に戻りたいという葛藤に苦しみ、不登校や精神的疾患としてSOSを出します。


暗く落ち込む我が子を見て、昔のような元気な姿に戻ってほしいと思う親も多いですが、昔のような元気な姿は親にために必死で演技をしていたものであり、本来のその子ではなく親の希望を投影していたに過ぎないと受け止め、そういった行動をさせてしまっていた自分を反省し改めなくてはいけません。



「理想的ないい子」は危険信号として受け取り子育てを見直さなければいけません。

 子供は親の所有物ではありませんし、そもそも生まれてくる前から様々な体験をしている別の魂です。

世間のいう「子供らしさ」に惑わされず、ありのままのその子を愛することが求められるのです。


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