Rakuen鶏の囲い場とクロムのクーデター | Rakuenありす ~自然農園/農薬・化学肥料不使用

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孵卵器で孵ったペキンバンタムとポーリッシュの雛ダンテ。
生まれて初めて育児ノイローゼを体験したヒヨコ育て。
ダンテの娘アビーは神経質で、
乱暴者で大食いいたずら坊主の南部かしわ鶏。
棲息生物の方が運営者より強い「Rakuen」日誌です。

2024年2月13日

 

Rakuen鶏の囲い場とクロムのクーデター

 

 Rakuenの方は、昨年、あまりにも野菜の鶏被害が多かったので、今年は畝に入らないように囲い場を作ることにした。最初は、虹の畝くらいは入れるようにしようと計画立てていたのだが、結局、杭が足りなくて、ハウス周辺程度のかなり狭い範囲でしかダンテ達を遊ばせられないことになってしまった。

 9日から杭を打ち込み、金網を買って進めていたが、11日に完成し、ダンテ達をそこに出してみたのだが、ダンテはあまりに狭くてお気に召さなかったようで、普通にこちら側に飛んで出てきていた。

 何が困るって、とにかく恐竜のかしわ三羽が畝を荒らしまくるのが腹立だしいだけで、ダンテとさっちゃんナミちゃんだけだった当時は、それほど困らなかったのだ。だから、ダンテが気に入らないのはごもっともであり、まぁ、多少こっちに来ても仕方がないか…と考えていたのだが。

 放っておかれたら、ダンテは他の雌が金網を飛び越えて来られないために暇だったようで、翌日からは大人しく囲いの中で群れのボスをやっていた。

 そして、雌では身体の大きいかしわ達が一番強くて、餌を食べるときは他の雌を蹴散らして突いて優先的に食べているのだが、そして、身体の大きな順に食べ物争いは勝っているのだが、それ以上の刃傷沙汰は起こらず、まぁ、普段は仲良くしている。

 そして、ダッキーも特にクーデターを起こすことなく、ダンテが一番ボスという形で普通に落ち着いている。トニー、マクギー、ジェーンは、狭い囲いの中だが、こいつらはもう仕方がない。これ以上待遇改善は考えていない。

 ダッキーはアビーやさっちゃん達にも交尾していて、更に混ざった東天紅が誕生しそうなのだが、ダンテは食べ物を争うとき以外、ダッキーを攻撃しない。しかし、ペンペンは、クロムが雌に交尾しようとすると邪魔している姿をよく見かけていた。

 ダッキーもクロムも東天紅とペンペンの子なので、東天紅はあまり争わない大人しい種類なのかと考えていた。

 しかし、今日、突然、クロムがペンペンを攻撃したらしく、ペンペンの鶏冠がまた血塗れになっていた。小屋の中の狭い場所にいるときではなく、外で遊ばせている時間帯のことだったから、ストレスで攻撃した訳ではない。明確にペンペンが気に入らなかったのだ。

 ダンテは確かに身体は大きいが、ペンペンに追われて逃げていたし、ダッキーのことも時々追いかけたりしているが、交尾を邪魔したりはしない。それにダンテはママがいればママの傍にいることが多い。そして、常に辺りを警戒している群れの大ボスである。

 ペンペンはヒト慣れしているので、群れを扱いやすいということはあるのだが、何か個性として他の雄を徹底排除したいのだろうか。群れをまとめる子だから、他の雄の子を作りたくないのだろうか。

 今回は、トニーたちのように、常にペンペンをイジメ続けているわけでもなさそうなので、とりあえず、小屋に入れて様子を見ることにした。

 鶏の種類の属性や相性や個性もあるのだろうけど、いろいろ事件ばっかり起こって、賑やかで困ってしまうわ。

 そういえば、今日は、Rakuenでは身体の小さな子たちが金網を下をかいくぐってミツバチ園地に入り込んでいた。

「おら、お前ら、どっから入った!」

 と叫んで追いかけまわして捕まえて、囲いの中にぶん投げた。すると、彼らは怯えていったんハウスの中に入って行った。ダンテやトニー達は「コケーっ」と大騒ぎ。金網の下の隙間には、竹を横に置いて入れないようにしてみたが、かしわ達が入り込んだのでなくて良かったわ。

 杭が手に入ったら、もう少し囲いを広げてあげたいのだが、木の杭ってなかなかないんだよねぇ。誰か使わなくなった木材を譲ってくれないかなぁ。

 今月前半から吐き続けて食欲のないレフ。

 怪我は施灸でだいたい治まっていたから、何か内臓系の病かも知れない。

 たまに少しずつエサを食べるようになったが、吐いているかどうか外にいるときのことは分からない。