ブリの切り身(アラ部分) | Rakuenありす ~自然農園/農薬・化学肥料不使用

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孵卵器で孵ったペキンバンタムとポーリッシュの雛ダンテ。
生まれて初めて育児ノイローゼを体験したヒヨコ育て。
ダンテの娘アビーは神経質で、
乱暴者で大食いいたずら坊主の南部かしわ鶏。
棲息生物の方が運営者より強い「Rakuen」日誌です。

2023年11月20日

 

ブリの切り身(アラ部分)

 

 16日、晴れ間があったので、黒千石大豆を鞘から取り出すことにした。昔ながらの木槌で叩いて豆を出す方法で。昨年はすべて手でやったので大変だったが、昨年は数がそれほどじゃなかったので、なんとかなった。今年は3倍以上は蒔いた(つもり)なので、木槌を準備した。朱鷺(shuro)の祖父が使っていたもの。

 小豆も途中まで木槌を使っていたが、結局、中の豆がしっかり小豆になっていないものは、叩いても無駄だということが途中で判明して、手作業になった。見た目でだいたい分かるのだと途中で気づいた。綺麗な茶色になっている鞘には綺麗な小豆が入っているが、白っぽくなっているものは中がカビていたり、豆が未熟で黒く縮れているだけで、そもそも叩いても鞘は割れない。

 今年は、小豆は9割がそのダメな状態だった。あまりに暑いと、植物は実を付けられないらしい。そして、涼しくなってようやく実を…というときに長雨に当たった。踏んだり蹴ったり。マリーゴールドも、今年は花が遅く、種を作る前に霜に当たって、枯れてしまった。来年、マリーゴールドは消えてしまうかも知れない。

 他の花たちも、今年はしっかり実を付けられたのかよく分からない。朝顔もほとんど種になっていない感じがするし、せっかく買ったハーブ達も、種を収穫出来たのは僅かだ。

 なんだか、ほんとうに変な年だった。

 17日に黒千石大豆は豆のより分けをして売る準備をしたものの、ほんとうに数は少ない。

 なんだかな~。

 日増しに寒くなって来て、ペンペン達の鶏小屋も夜は運動場への通路の戸も下ろしている。

 17日からずっと雨続きで、一日降ったのは最初の日だけだったが、曇っていると気温が下がらないので、最後の雨かなぁ、ということで、鉢植え植物たちを雨に当てた。ハウス内で埃をかぶっていた榊さんや柑橘類、オリーブも外へ出して一日雨に当てて葉を洗ってもらった。

 冬じまい進行中。

 外のお榊さんも今のところは元気。

それから、看板の近くの土手に挿し木したリンゴも無事に晩秋を迎えていた。植えた木(花桃、雪柳、ミモザ、栗、カリン、リンゴ2本、レンギョウ、ラ・フランス、プラムetc)は今のところ問題なし。来年、あったかくなったら、もっともっと大きくなってね!

 今日は、ブリの頭の切り身つまりアラを買ってきて、焼いて、猫と鶏に与えた。そして、身を取って残った骨の部分は、カラスに。

 家の中で、ハルくんとチビに身をあげた後、まずはペンペングループにちょっと与えて、次にダンテたちにあげようとRakuenに向かった。すると、堆肥場近くにチビが現れていたのは見ていた。

 ダンテ達にあげて、ハウス内にいたナミちゃんにもあげて、トニー達にも少しあげた。その後、畝の辺りにマノがいたので、皿に少し身を残して、マノの前に持って行ってあげた。すると、すかさずそこにダンテがやって来て、「それ、ダンテのママがダンテにくれた魚!」とマノが食べようとしているのを威嚇して、皿を奪い、更におこぼれを狙ってきたかしわちゃん達を追い散らし、マノが食べようとすると、また奪い返し、と結局ダンテがほぼ食べてしまった。「あれ、まぁ」と思ったので、マノにはカラスにやろうとしていた骨からさらに身を削り取ってゴミみたいな小さな欠片を辛うじて与える。しかし、それを横でダンテが凝視する。じゃあ、ダンテにもちょっとあげるよ、とゴミを交互にダンテとマノに。

 かしわちゃんがいつまでもついて来るので、ちょっと大きめの骨をあげたら、喜んで持ち去り、他の2羽とダッキーやネオン達にどこまでもどこまでも追いかけられていた。

 もう無理でしょう、という残骸を、カラスにやろうとして堆肥場に設置(?)しているカラス用の小皿に置こうと行ってみたが、なかなかどうして骨が多い。ダンテがまだ網の反対側で待っているので、飲み込めない程度の大きな欠片なら遊んで終わるだろう、と「ほら」と放り投げてみると、ダンテが喜んで雌を呼ぶ。

 ふと気づくと傍にチビもいたが、「お前にはさっき身をあげたでしょ」と言いながら、骨を小皿に置いていると、ダンテの怒りの「コケーコッコ」が。そして、黒い影がサーっと目の端を横切って行った。カラスか…。ダンテにやった骨を狙って来たらしい。

「かー子ちゃん、今、こっちにあげるから」

 と、小皿に骨を置いて、ダンテの傍に戻った。ダンテがしばらく骨で遊んでいたので、僅かに残っている身を引きはがして与えていたら、チビが小皿から骨を持ち去り、近くで一生懸命かじっている。「チビちゃん、やめな。それ、食えないって」と言ってる傍から、骨を引っ掛けたらしく、「おえっ」とやっている。いつものカラスも2羽やって来て、小皿から骨を持ち去り、どこかで食べてくる。1羽は家の屋根の上で食べており、「おいおいおい、やめてくれよ」という気分。

 チビはしばらく骨と格闘しながら、カラスを威嚇していたが、食べる部分がもうないと判断したらしい。その骨を置いて新たな骨を探しに小皿へ戻る。その様子を至近距離で見つめるカラス。チビが去ると間髪入れずにやって来て、骨を持ち去っていく。そして、小皿の骨がなくなると、さきほどチビが捨て去った骨をくわえて持って行った。

 198円のブリのアラを皆で美味しく食していただきまして、ありがとうございます、でした~。

 

(畝の手直しをしていると、鍬の間近にやって来て虫を探すアビーとダンテ。邪魔だし危ないし、そもそもお前らが畝を崩すから何度も直す羽目に陥っとるんじゃ"(-""-)")

(寒くなって大食いになって、腹がヤバいマノ)