野口のタネ、ダンテの交尾 | Rakuenありす ~自然農園/農薬・化学肥料不使用

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孵卵器で孵ったペキンバンタムとポーリッシュの雛ダンテ。
生まれて初めて育児ノイローゼを体験したヒヨコ育て。
ダンテの娘アビーは神経質で、
乱暴者で大食いいたずら坊主の南部かしわ鶏。
棲息生物の方が運営者より強い「Rakuen」日誌です。

2023年2月27日

 

野口のタネ、ダンテの交尾

 

 24日、野口種苗研究所から注文していた種が届いた。昨年は注文が遅れて、発送までに1か月掛かると言われていたので、今年は一週間以内に来てくれて嬉しい。今日、代金の振り込みをしてきた。

 25日に種の仕分けをした。ポット育苗なのか直播きなのか、3月なのか4月なのか、もっと遅いのか。豆類は6月から7月にかけて蒔いた方が良いと知り、昨年は単に忘れていて遅くなったのだが、ちょうど良かったんだなと知る。

 種はどんなに早くても3月か4月蒔きだし、今は雪が残ってて畝造りも出来ないので、ひたすら育苗培土を作っている。堆肥場から肥料を持ってきて、ハウスの中に広げて鶏たちに虫を食べてもらい、虫数を減らしたところでもみ殻燻炭と混ぜてポットに詰めていく。

 昨日、念願叶ってダンテがナミちゃんに交尾するのを目撃してしまった!

 朱鷺(shuro)が目撃したのが昨日なので、その前にもあったのかは分からないが、朝、ダンテとさっちゃんナミちゃんをハウスに連れて行って戸口で放した瞬間のことだった。

 いつも戸口でママに対して羽を下ろして「シャシャシャシャシャ」と横歩きで近づいてくるので、そして、それは雌に対して行う行動なので、最近はダンテと朱鷺(shuro)の間に、さっちゃんナミちゃんを置いて去るようにしていた。そしたら、昨日は首を持ち上げて怒ったような仕草の後、おもむろにナミちゃんに乗って首の羽を嘴でつまみ、きゅるきゅる鳴くナミちゃんに交尾をした。

 ひゃああああああっ! やったぁぁぁぁぁっ!

 と思った。テンション上がった。なんだか嬉しくて、もうなんでも出来そうな勢いだった。そうか、最近、ナミちゃんに対してあの怒ったような仕草で突こうとするのは、交尾の前段階だったんだ、とようやく知った。最近になってから、なんで今さらナミちゃんをイジメるんだろう、とずっと疑問で溜め息ものだったのだが、謎が解けた。そもそも、ダンテはさっちゃんよりナミちゃんをもともと気に入っている感じだったから。

 で、テンション上がったついでに、以前から思っていたことを実行に移した。(占星術に関して)。いや、ダンテとは何も関係ないことだけどな。

 ダンテとナミちゃんに関しては、今日も2度ほど目撃したのだが、…ダンテが大きすぎるというか、ナミちゃんがちっちゃすぎるので、単にナミちゃんがつぶされているだけで、ほんとうにちゃんと交尾出来てる? と実はちょっと心配になった。まぁ、こういうのも経験を重ねてうまくなっていくのだろうか。

 そして、さっちゃんにはまったくやらないので、これは、ダンテの好みなんだろうか、としみじみしてしまう。出来れば、白いさっちゃんとの白黒のヒヨコも見たいんだけどなぁ。

 ということで、ダンテがチャボ相手に普通に交尾できることが判明したので、南部かしわ鶏は、別にいなくても良いかも、と今さらながら勝手なことを思った。しかし、南部かしわちゃん達は卵も大きいし、鶏肉用の鶏らしく、美味しいとのことなので別に良いか(いや、たぶん食わんというか食えないだろうけど)、と。

 卵も勢いよく値上がりしているし、これからは何でもかんでも自給自足でいかねば。

 ハウス内があったかいので、朝、マノもちょっと中に入れてみた。さっちゃん達の巣箱に入ったり、ハウス内を一周したりと探検した挙句、ナミちゃんを狙ってちょっとわくわくしたマノの頭を「ダメ」と叩いたら、今回もすごくびっくりして、それ以降、びくびくして襲おうとしなくなった。

 ペンペン達のことも、あれ以来いっさい襲わなくなったし、マノは賢い。

 今日はちょっと久しぶりに(10日ぶり? 2週間ぶりくらい?)にどっちかが卵を産んでいたが、…これはまだ有精卵ではないかもだなぁ…。そもそも、まだ寒くてヒヨコ育てが大変かも。

 そして、今日は日中ちょっとあったかかったため、もういろいろ我慢出来なくなって、堆肥場に実生として生えたらしい何かのリンゴの苗木を、移植してしまった。ほんとうは4月くらいのあったかくなってからの方が良かったんだろうけど、堆肥場の辺りって、誤って踏みそうだったし、木枠の間から生えていたので、つぶしそうだったし、何より、まだ寒くて眠っている内に移植してしまった方が、あったかくなってすくすく伸びていけるんじゃないかと思った。

 さて、ほんとうにリンゴなのか、種類は何か、原種に戻ってしまっているのか、楽しみである。