建国記念日に植樹を | Rakuenありす ~自然農園/農薬・化学肥料不使用

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孵卵器で孵ったペキンバンタムとポーリッシュの雛ダンテ。
生まれて初めて育児ノイローゼを体験したヒヨコ育て。
ダンテの娘アビーは神経質で、
乱暴者で大食いいたずら坊主の南部かしわ鶏。
棲息生物の方が運営者より強い「Rakuen」日誌です。

2023年2月11日

 

建国記念日に植樹を

 

 なんて思ったが、この大雪の日に土すら見えない状態でどうすんねん。

 昨日の夕方から寒い雪が降っていた。寒い雪とは粉雪である。軽い雪で真冬の代表選手である。積もった道を車でぶっ飛ばすと、雪が舞い上がってホワイトアウトを起こすことがある。

 昨夜、と言っても18時頃だろうか。10cm近く積もっていたので「明日の朝車出れんじゃんか!」ととりあえず手作業で除雪をした。30分くらいで出来る程度までやって満足していたが、今朝起きて「はあぁぁぁあ」と脱力するに至る。更に20cm程度は追加されていた。

 昨夜遅く帰宅した家族がいるので、車の跡はついている。家の前の道路はもちろん未だ除雪が入っていないから、その車輪跡頼りで行くしかないわい、と思って、玄関から車庫までのヒトが一人通れる程度だけ除雪して、出た。

 途中の道は国道以外は除雪になっていない。車が通った跡があるので、なんとかなるさ、と進んだが、吹き溜まりに突っ込んだ際、止まったらもう発進出来ないのでスピードを出したまま通過したため、思い切り雪を巻き上げてホワイトアウト。前がまったく見えないぜ、と思いながらも進んだ。前駆なので、後ろのタイヤが滑って振られるし、もう、いい加減にしてくれよな、と思いながらバイト先の駐車場前まで到着。そして、除雪車が道路の雪を払ってくれた際に積みあがった雪が駐車場の入り口に壁を作っていた。

 これが四輪駆動の車だったら「なんとかなるさ~🎵」と入っていくのだが、俺は今回こういうこともあろうかと、雪かきのシャベルを積んてきたのだ。

 道路脇に車を停めて、除雪開始。更に駐車場に入っても、昨日からの雪で停めるスペースまで雪まみれ。自分が停めようとした区間だけとりあえず除雪。

 そして、ようやく仕事場に辿り着いたのであった…。

 

 雪国暮らしについて自慢してみたが、今日はハウスで育苗培土作りをした程度。結局踏み込み温床は完成していないのだが、その際に出来た土と、今日は雪が積もった堆肥場を無理やり掘ってみて、そこから堆肥(と思われる土)をちょっとと、もみ殻燻炭を、バケツの中で混ぜた。ダンテ達の前でその作業をやると、ダンテもさっちゃん達も集まってくる。

「ごめんねぇ、今日は幼虫いなかったんだよ」

 と言いながら混ぜていたのだが、小さなゲジゲジの幼虫だろうかという白い細長い虫が丸くなっている。それもかなりの数が。それは夏も土の中にいるやつらなのだが、鶏たちは夏場はそんなちっこい虫には見向きもしない。しかし、今日はそれを見つけて放ってやると皆喜んで食べた。ダンテは移植ベラに数匹乗せてやるとそこから探して食べてくれる。それでももちろん全部の虫は取り切れなかったが、まぁ、良いや、とポットに詰めた。

 そういえば、文旦の種がまだあったので、芽が出てもどうせ次の冬には死んじゃうのだろうけど、もしかして耐寒性を持った子が出現するやも知れん、と期待して、3粒ずつ、4つのポットに蒔いてみた。

 ということで、植樹はせんかったが、種蒔きをしてみたのである。

 

 マノはだいぶ体調が戻ったらしく、今日は久しぶりにちょっと遊んでいた。