猫との暮らし | Rakuenありす ~自然農園/農薬・化学肥料不使用

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孵卵器で孵ったペキンバンタムとポーリッシュの雛ダンテ。
生まれて初めて育児ノイローゼを体験したヒヨコ育て。
ダンテの娘アビーは神経質で、
乱暴者で大食いいたずら坊主の南部かしわ鶏。
棲息生物の方が運営者より強い「Rakuen」日誌です。

2023年2月10日

 

猫との暮らし

 

 他の種の生き物、猫に限らず鶏や牛や馬や…とにかく、ニンゲンとは別の動物、それから植物も含めて、一緒にともに生きていく覚悟を据えたあと、それぞれの生き物特有のいろんな問題が次々と起こることは必至。

 それを受け入れながら、こちら側の意識を整えて共存していくのは、実はほんとうに「覚悟」が必要。

 その「覚悟」がないニンゲンが、一緒に暮らす家の中に一人でもいると、お互いにそのストレスは大変なものだ。

 自分中心、それまでの生活を変える気のないニンゲン、新しい環境を受け入れることに抵抗を覚えるニンゲンと、こちらが覚悟を決めて受け入れた他の生き物たちとの狭間で、毎日板挟みになってしまう。

 そのストレスは動物たちにも伝わるから、彼らも相応の問題行動を起こす。

 今回は、マーキング。

 備え付けのファンヒーターにマーキングをされて、知らずに点火して、部屋中が臭くなってしまった。匂いの種類としてはゴムの焼けたような匂いというのだろうか。化学物質みたいな臭さである。

 今朝のは恐らく雄猫レフがやったことだったが、以前にも一度同じことがあり、そのときは雌猫の方だったと思う。そしてその子は家中あちこちにおしっこをする。わざわざ寝ているニンゲンの枕もとで下痢便をしたりもする。

 猫は感受性が鋭く、感性が豊かだ。飼い主の心の状態に反応したり、自分の訴えを聞いて欲しいという意味で問題行動をしたりする。子どもが注目を得たくていたずらするのに似ている。

 それから、鶏も、育てた相手を親と思うという変わった習性があり、相手を殺すまで攻撃を止めないという、ニンゲンによく似た生き物だ。

 地球上に棲む生き物たちのことを考えるとなかなか不思議だ。

 その中に何故我々ニンゲンがいる必要があったんだろう。

 どんなに大事に育てた植物も一夜の寒さであっという間に死んでしまったり、もうダメかと思った子が根が生きてて復活したりもする。

 生き物との生活、分かり合えない家族との生活も、ある意味ほんとうに刺激的だ。

 マノはエサを食べるようにはなったが、未だ鼻が詰まっていて、咳も出るし、ほぼ一日寝ている。完全復帰する日はいつになるのか…。

(寝てると静かで良いな、と実はちょっと思っているが…)

(何しろ、元気だと破壊大魔王なので)