みなさん、こんにちは!
いよいよ、ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪のアイスホッケー競技がスタート!
日本が入る予選グループBでは、やはり下馬評通りスウェーデンが強さを発揮し、初戦でドイツを4-1で下しました。スウェーデンはドイツの3倍近いシュート数で圧勝発進、日本代表スマイルジャパンとしてはスウェーデンとの最終戦に照準を合わせつつ、一騎打ちの形に持ち込めるように他国を蹴散らしていかねばならないでしょう。
もとより覚悟はできているはず、我々ファンも今夜のvsフランス戦から精一杯の声援を送りましょう。
ミラノではここへきて大きなトラブルの発生が報じられています。女子アイスホッケーのフィンランド代表チームでノロウィルスの集団感染が確認され13名の選手が隔離され練習を欠席しているとのこと。これに伴い昨日2/5に予定されていた予選グループA カナダvsフィンランドの試合を2/12に延期することが発表されました。
この件については、フィンランドのチーム戦略にも大きく関わる情報でもあり、あまり詳細の説明はされていませんが、アメリカの新聞、ニューヨークタイムスをはじめとする複数の報道機関が6日報じたところを集めると、
試合の延期が決まる前のフィンランドチームの2/5の試合前練習には10名の選手のみが参加、13名が欠席、同国で著名選手であるDFイェニ・ヒイリコスキとFWペトラ・ニエミネン両選手は練習参加。しかし、主力選手としてはキャプテンのミシェル・カルヴィネン、FWスザンナ・タパニ両選手らが欠場した。
ヒイリコスキ選手はインタビューに答えて
「確かに、気持ちの良い状況ではない。でも、一日一日に集中するようにしている」
「重要なのは、様々な状況にどう耐えるかだ。どんな状況でも、お互いに助け合おうとしている。だから、とにかく冷静さを保ち、集中し続けること」などと語っているそうです。
チーム関係者は何名の選手が罹患しているのか、13名のうち何名かは予防的隔離措置を受けているのか、あるいは全員が罹患しているのか、などについては明らかにしなかった。
別に現地紙などでは4名の選手が発症しているという情報もあるようです。
試合の延期に関しては対戦相手のカナダをはじめとする各チームが肯定的な考えを示してフィンランドを支援する気持ちを表明しているとのことです。
フィンランドはアメリカ・カナダに次ぐ女子ホッケーの強豪国。今回も並々ならぬ決意で4年間の研鑽を積み上げてきたものと思われ、今回の事は本当に気の毒です。一日も早い、できれば2/7の初戦アメリカ戦までの、回復を願います。
北京大会でフィンランドに大敗して4強の夢を断たれた我が日本代表、当時出場していた選手も少なくはなく、口々に「あの大敗がきっかけでさらに上を目指すモチベーションができた」という意味の発言が多く聞かれます。彼女たちの多くはフィンランドに雪辱するイメージを作って今大会に臨んでいたことと思います。トップアスリートの彼女たちの思考なら、ベストの状態のフィンランドとやりたい気持ちが強かったことでしょう。
しかしながら今回のフィンランドは万全の状態で予選リーグを戦うのは非常に難しいと思われます。ノロウイルスにかかったら普通はその週は仕事無理ですよね。
ここで思い切って言ってしまおうと思いますが、選手やチーム関係者は決して言えない、言ってはいけない、思ってもないことですが、これで日本の銅メダルのチャンスが激しく広がってると考えます。
すべてのアスリートが持てる力を出し尽くした末に雌雄を決するのが一番いいんですが、実際には好不調の波があったり、運不運、アクシデント...
勝負は時の運と言いますが、いろんな要素があって勝敗は決まるもの、こうなったからには状況を受け入れてそれに合わせた戦い方というものが必要です。
前々回の記事で展望した通り、日本は予選1位通過でグループAの3位との準々決勝を狙いたいところですが、グループAの3位がフィンランドでないとすればこれはかなりやりようが出てくるのではないでしょうか。
それはそれとして、まずは目の前の対戦に目を向けなければ、ということで、
前回より『スマイルジャパン メンバー考察』として、各選手の紹介をしておりますが、今回はその第二回となります。
前回の記事はこちら 『がんばれニッポン!その2 スマイルジャパン メンバー考察』
前々回の記事はこちら 『がんばれニッポン!』
以下今回参加選手の一覧の続きです。
(敬省略)
背番号 選手名 ポジション 年齢 所属チーム
一言
#15 浮田 留衣 FW 29歳 Daishin(釧路)
16歳で代表デビューしてから今回でオリンピック4大会目、所属チームでも代表でも常に中心選手として安定した活躍、圧倒的なスピードと持久力で敵陣をかき回す、スマイルジャパンの戦術を体現した選手。彼女が持てば見せ場が来る!
#18 前田 涼風 FW 29歳 道路建設ペリグリン(苫小牧)
旧姓 高 選手、とにかくよく中継に映ってる。味方のチャンスには必ずゴール前に絡む。記録には残らなくても献身的に走り回る懸命なプレーと、落ちない運動量が記憶に残る。
#24 三浦 芽依 FW 27歳 TOYOTAシグナス(苫小牧)
TOYOTAシグナス→AIK(スウェーデンSDHL)→TOYOTAシグナス
三浦選手も北京後、海外選手との対格差を埋める答えを探しスウェーデンに挑戦した一人、パワーを活かしてゴール前での強引な攻め手を増やしたい。
#7 関 夏菜美 DF 25歳 SEIBUプリンセスラビッツ(東京)
札幌インフィニティーズ(札幌)→Daishin(釧路)→SEIBUプリンセスラビッツ(東京)→HV71(スウェーデンSDHL)→SEIBUプリンセスラビッツ
前回北京大会直前に代表落選、海外挑戦や所属チームでの主将の経験で一皮むけた今回が念願のオリンピック初挑戦、体の強さに加えスウェーデンリーグで修業した当たり負けしないプレーでゲームをコントロールしたい。
#5 山下 栞 DF 23歳 SEIBUプリンセスラビッツ(東京)
道路建設ペリグリン(苫小牧)→SEIBUプリンセスラビッツ
大阪のジュニアチーム 柏原オークス出身。実は自分も何度か練習で同じ氷に乗らせてもらってます!(しおりちゃんは憶えてないと思うけど)前回北京大会に続き二度目の出場、いまや押しも押されもせぬ守りの中心、しおり!ガンバ!
#27 小山 玲弥 FW 25歳 SEIBUプリンセスラビッツ(東京)
身長147cmと日本人女性としても小柄ながら、持ち前のアジリティーで世界を驚かせてきた小山選手。年齢的にも中堅選手となり、ハードなチェックが次第に容認されてきている女子アイスホッケー界において、だんだん住みにくくなってきてるような感じですが、日本人のスピードはまだまだ戦える、というところを示してほしいです。
全員紹介する前に試合が始まってしまいそうで怖いですが..
次回に続く