みなさん、こんにちは!
そもそもアイスホッケーを応援したいと思ってる人をリンクにいざなうのが最終目的の当ブログですが(そうなのか?)。
今、日本で一番ファンの声援を集めるアイスホッケーチームはバックスでもイーグルスでもない。
それはスマイルジャパンだ!
応援スタイルは簡単。現地、テレビの前、あるいは電器屋など、どこでもいいからみんなでご唱和いただけたら。
”ニッポン チャチャチャ!”
というわけで、2026ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪開幕を間近に控えながら、いまだに浸透しないスマイルジャパンの観戦ポイントを掘り起こしてみましょう。
女子アイスホッケー日本代表スマイルジャパンの初戦は開会式に一日先立つ2/6、vsフランス。
現在チームは五輪直前合宿としてドイツ・フッセンに滞在、現地環境にコンディションを合わせつつチームの連携を高める作業がおこなわれているものと思われます。
ちなみにフッセンはちょうどアルプスを挟んでミラノの裏側、ドイツのナショナルトレーニングセンターがあってドイツ女子代表も合宿中、1/30には近くのパイティングという街で練習試合が行われるということで、グループリーグで当たる両チームの一戦は予選リーグの行方を占う試合になりそうです。
なおそれに先立つ28日には今回のオリンピックへの出場を逃したオーストリアとのテストマッチ、こちらはいろいろ試していくこともあるかと思いますが、確実に勝ち切ってもらいたいです。
最近の女子日本代表”スマイルジャパン”の戦績
大会名(開催地)
寸評
第25回オリンピック冬季競技大会(2026/ミラノ・コルティナダンペッツォ) 女子アイスホッケー最終予選グループG(日本 苫小牧)
1位、オリンピック出場権獲得、ホームの大声援を受けて圧勝、敵地の五輪本戦では強い気持ちが鍵になる。
2025/2/6 フランス 7-1 60分勝ち
2025/2/8 ポーランド 6-0 60分勝ち
2025/2/9 中国 4-1 60分勝ち
2025IIHF女子アイスホッケー世界選手権(チェコ チェスケー・ブジェヨビツェ)
7位、昨シーズンの立ち位置としては順当と言うしかない、予選リーグ2位通過でメダル争い脱落の典型的パターン(でも世界7位すごいぞ!)
2025/4/10 ノルウェー 5-2 60分勝ち
2025/4/11 ハンガリー 2-0 60分勝ち
2025/4/13 スウェーデン 0-2 60分負け
2025/4/15 ドイツ 1-0 60分勝ち
2025/4/17 カナダ 1-9 60分負け
2026 IIHF 女子アジア選手権(カザフスタン/オスケメン)
1位、カザフに圧勝はあっぱれ
2025/11/5 カザフスタン 6-0 60分勝ち
2025/11/7 韓国 7-0 60分勝ち
2025/11/8 中国 4-0 60分勝ち
4ネーションズカップ(フランス ダンケルク)
順位とかはない模様、恒例の強化遠征、対戦相手は今回の予選リーグのレベルとほぼ並ぶ感じか
2025/12/11 ハンガリー 0-2 60分負け
2025/12/12 スロバキア 3-2 60分勝ち
2025/12/13 フランス 3-2 延長勝ち
今回もニュースなんかではメダル奪取の期待が高いですが、正直かなり厳しい戦いが待っています。
まず日本が入る予選グループBは5チーム総当たり3チームが決勝トーナメント進出で各国4試合を戦いますが、メダル争いに加わるためにはここは全勝で一位通過する必要があります。決勝トーナメントの一回戦クォーターファイナルにおいて、グループB3チーム抜けのうち2位3位はおそらく予選グループAの1位2位となるカナダ、アメリカのどちらかとの対戦となります。これはまず勝てないというのが大方の見方です。
女子アイスホッケーにおける北米の優位は男子のそれ以上で、現在世界最高峰とされるプロリーグPWHLにおいて北米選手の割合は90%近くに達します。
日本代表では2024シーズンに#11志賀紅音選手がオタワ・チャージというチームから参戦して24試合に出場、2ゴール挙げていますが、現在までのところ唯一の日本人選手となっています。ちなみにグループリーグで覇を競う最大のライバル、スウェーデンは4名のPWHLメンバーを擁しています。まあ実力があれば北米に挑戦するべきか、というのも微妙なんでそこは目をつぶれると思いますが、正直日本代表クラスでもなかなか北米のトップレベルにはついていけてないのが現状です。
したがいまして日本の勝ち筋(銅メダル)は
予選リーグ首位通過→フィンランドとかチェコとかに食らいついてクォーターファイナル突破→セミファイナルvsアメリカ負け→ブロンズメダルゲームがんばる
ってことになります。
たぶんチーム関係者、報道関係者の皆さん共通認識だと思います。
でこのプランで当面の関門となるのが予選最終戦のスウェーデンの存在です。
もちろん他のドイツ、フランス、イタリア、特にドイツには取りこぼす可能性は十分にありますが、前回五輪までの戦いぶり、このところのテストマッチのスコアなど、を見るとスマイルジャパンに地力で劣る印象です。変なミスが無いように気を付けつつ大胆に攻撃を浴びせることが必要になってくると思います。とかく競技によらず日本の代表チームは慎重になりすぎて得点機をつぶしたりするケースがありますが、今回は格下チームに格の違いを判らせて、早々に3位狙いになってもらう必要があると思います。スウェーデンとの戦いは体力勝負になることが多く、予選最終日2/10は絶好のコンディションで臨みたいところ、他の参加国に関ずらわってる場合ではないのです。
実際には相手も百戦錬磨のオリンピアン、脚をすくわれる可能性も大ですが、それぐらいの気持ちでいっていいよ、それぐらい実績積んでる、がんばってる!と個人的には思ってます。
ちょっと話がそれましたが、スウェーデンですね。概ねランキング通りの戦績ですが、オリンピックではたびたび大事なところで煮え湯を飲まされています。ヤな感じです。
スウェーデンは伝統的に大柄な選手が多くフィジカルプレーでこちらの消耗を誘う戦術、一方の日本はスピードと俊敏性でかき回し献身的なプレーを続け、最後は足が止まった相手の息の根を止めるという、対照的な両チーム。
こちらがスキルで劣るというイメージはないですが、日本にとって厄介なのは近年の戦いではスウェーデンなど世界選手権トップディヴィジョン参加国選手たちの体力・持久力の向上が目覚ましく北京オリンピック当時までの勝ちパターンが通用しにくくなっているところでしょうか。
とはいえスマイルジャパンの最近の結果を見ると、若手、ベテラン問わずまんべんなくポイントを挙げている印象で決定力の向上が感じられます。単純な体力勝負で止められるほどこちらもやわじゃないでしょう。
大澤ちほ選手、久保英恵選手、らレジェンドの引退後の世代交代がうまく進んでいると言っていいんではないでしょうか。
決勝トーナメント以降はぜひチェコと当たりたいですね。チェコは当然ホッケー強国ですが、スウェーデンと逆でなぜか大事なところで勝たせてくれるイメージ、は自分だけ?選手の皆さんもなんとなく与しやすいと思ってるのでは?
なんにしろそこまで進んだら相手によらずとにかく全力でぶつかるしかないです。
Go for broke!Take your chance!

”ペコリジャパン”の代名詞、お辞儀のゴールパフォーマンス、最近復活したようでオールドファンはうれしいですね。
何回も見せてほしい!何回見てもかわいい!
ここまで書いてきたのを読み返して、なんとネガティブな内容かと驚いてますが..
実際それぐらい厳しいと思います。
今回は我々も奇跡を起こす覚悟をもって強い気持ちを送りたいところです。