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アルジャーノンにシャンパンを

♪信じられない速さで 時は過ぎ去ると 知ってしまったら
どんな小さなことも 覚えていたいと 心が言ったよ♪♪
というわけでブログはじめました。
ちなみに、はつかねずみのアルジャーノンとは関係ありません。面識もありません(^-^)/。

車のある風景

松任谷正隆著

JAF Mate Books

2025.2.23読了

☆☆☆

JAFの機関誌JAF Mateに連載している、著者のエッセイをまとめた1冊。JAF Mateは毎号楽しく読んでるので、ほとんど知ってる作品だろうと思ったら、意外と記憶に残ってなくて(笑)新鮮に読めました。車好きの著者が、車に関する出来事や思い出を、軽妙洒脱な文章で綴ってます。若いころから乗り継いできた数々の車も興味深い。車の嗜好としてはボクと近いような気がするが、過去も含め所有した車で全く同じというのはありませんでした(メーカーが同じ、なら3台あった)。

【2月16日(日)】

 

前回、渡良瀬川の暴風にやられたので、この日は風を回避できる山方面に行ってきました。

9時ちょうどスタート。ウィンドブレーカーは無くても大丈夫なコンディションです。東産業道路から県道175⇒66と北上。彦間あたりで左折して須花峠に向かいます。

 

須花トンネルの手前で「土木遺産 旧須花坂隧道」なる看板を発見。

 

こんな道、グラベル乗りならそりゃ行くでしょ(笑)。

 

少し走ると手掘りのトンネルがありました。昔はここを通って峠越えしてたんだな(怖っ!)。この先は立入禁止なので、素直にUターン。

 

現代の須花トンネルを通って足利方面に急降下。下りきったら県道218へ右折。名草川に沿って遡上します。

 

魚の看板がたくさん泳いでるT字を右折。

 

魚の看板はこの釣り堀のでした。

 

その釣り堀を越えたあたりから、本格的に登りがキツくなる。10%超が延々続いて、ギヤはローに入りっぱなし。

 

まだまだ登りは続くのに早々に脚が完売。しばし休憩するもあまり復活せず。

 

さらに路面が荒れてきて走りにくい。グラベルライドを楽しむ余裕もなく、乗ったり押したりの繰り返しです(泣)。

 

次の分岐を右にとってさらに登坂。

 

途中休止したところに携帯の落とし物が。拾って麓の交番に届けることも考えたが、見るとまだ綺麗で落としてそう時間が経ってなさそうなのと、バッテリーも充分残ってたので、そのまま置いておきました。位置情報から見つけてくれるといいのだけれど。

 

携帯のあったすぐ先の分岐を右折し、老越路峠方面へあとひと登り。

 

やっとこの日の最高地点に到達。いゃ~キツかったなぁ。スプロケ42Tなのに押しが入るとは…自らの貧脚ぶりに呆れるばかり(笑)。

まぁ、ここからは下りなので、気持ちよくダウンヒル…のはずが

いきなり最初のコーナーからまさかの凍結!!。こっちは山の北側斜面なので、日の当たらない所は漏れなく凍結してました。もちろん降りてペンギン歩きで慎重にクリア。しかし、登りも下りも押す羽目になるとは、長石林道恐るべし(笑)。

 

倒木や落石で荒れた林道を下って、老越路峠で県道66に合流。もうここまで来れば、路面もいいので安心です。

 

足利CCの横を高速で下り、県道208を少し北上したところが本日のランチスポット。

 

根古屋森林公園の中にある根古屋亭。土日祝の昼間しかやってない蕎麦屋さんです(蕎麦ライドPart3と同じところ)。

 

この時期限定のしっぽく蕎麦(大盛)。これは美味かった!!。大根、人参、里芋、ゴボウ、コンニャクなんかがゴロゴロ入ってて、味噌仕立ての出汁も見た目ほど濃くはなく、素朴な蕎麦との相性もいい。しっかりエナジーチャージできました。

 

帰りは下り基調の県道66号を流し、唐沢山の麓を通って午後1時半に帰着。

 

もう少し楽に走れるコースだと思ってたけど、想定よりはるかにキツかったなぁ。なにより登坂能力の劣化が甚だしい。これは早急に何とかせねば(笑)。

 

 

本日の記録

走行距離 60.51km

走行時間 3h18min

最高 - 平均速度 47.0 - 18.2km/h

最高 - 平均心拍数 179 - 152bpm

最高 - 平均ケイデンス 93 - 72rpm

消費カロリー 1466kcal

 

本日のコース

 

3Dマップ

 

【2月14日(金)】

 

この日はmywifeが仕事で横浜に来てたので、夜は一緒に食事することに。ちょうどValentin's Dayだしね。

 

仕事も宿泊もみなとみらいとのことで、ロイヤルパークホテルのフレンチレストラン“Le ciel”を予約しておきました。

 

68Fからの暮れなずむ夜景が絶妙な演出(室内が思いっきり映り込んでるが・笑)。

 

コース料理にワインはペアリングというお任せ仕様で。乾杯のシャンパンはG.H.MUMMでした。

 

アミューズはマスカルポーネ、セルフィーユ、百合根のカプチーノと黒豆のチュロス。

 

〈ズワイ蟹と自家製サーモンフュメのルーロー仕立て カリフラワーのムースリーヌとともに〉

カリフラワーが意外としっかり主張してて、全体のバランスがいい。

 

ここのワインはボルドーのSB、Dourthe N°1。SBらしい風味がカリフラワーと 繋がってたかな。

 

パンは後からもう1種類追加されました。料理のソースがどれも美味しかったので、ついつい拭って完食(笑)。

 

〈三崎鮪のクリスティアン 西洋わさび香るラヴィコットソースのアクセント〉

サクサクの生地を纏ったレアな火入れの鮪。ソースの適度な刺激が引き締めてる。

ここのワインはブルゴーニュのシャルドネ、LOUIS JADOT 2022。やっぱりルイジャドは美味しい、そしてもちろんマリアージュもバッチリ。

 

〈フォワグラのポワレとレンズ豆のクリームスープ〉

思ったほど濃厚ではなく、フォワグラも小さめで適度なボリューム。ちなみにレンズに似てるからレンズ豆、ではなく、レンズ豆に似てるからレンズになったという、レンズ豆知識でした(笑)。

そしてこのスープに合わせたのは、シャトーメルシャンの北信シャルドネ2022。甘い果実の香りと柔らかい酸味で、上手く合わせたなぁという印象。

 

次の魚料理にはプロヴァンスのロゼ。SAINTE MARGUERITE FANTASTIQUE 2022。

 

〈鰆のポワレと蛤 聖護院大根ソース〉

和のテイストを感じるひと品。そしてなぜかロゼとも合う。確かに色味は似てるけど(笑)。

 

〈黒毛和牛フィレ肉のポワレ マデラソース〉

やはりメインはこうでなくちゃ、というクオリティ。極めて満足度高し。

 

NZのMILLS REEF、メルロー&カベルネ。しっかりボルドーテイスト、しかしニューワールドの明るさもあり、バランスよく飲みやすい。これもいいマリアージュだったな。

 

アヴァンデセールはチーズにしてもらって、カマンベール、サントモール、ミモレット、フルムダンベール。

 

ここはペアリングではなく、FONSECAのポルトを追加で。さすが20年ものは、滑らかで奥深い味わい。

 

〈ショコラのムースグラッセ ラズベリーソース〉

生のフルーツに一瞬怯んだが(笑・アレルギーあり)、アイスと一緒に食べれば大丈夫。美味しくいただきました。

 

料理やワインはもちろん、予約するときから食事が終るまでのサービスが完璧すぎる。さすがですね。やはりハイクラスホテルのレストランは間違いないな。リピートしたいけど、今年4月から大規模修繕で休館になるらしい。再開は2028年とのこと。しかたない、それまで待つとするか。

 

気持ちのいいディナータイムの延長でもう少し飲もうということになり、70FのラウンジSIRIUSの席をキープしてもらいました。

先ほどのテーブルより更に上から目線(笑)。

 

ボクはシャンパンベースのオリジナルカクテル、ドッグスター277を、mywifeは洋梨テイストのアルテミスで2回目の乾杯!!。

素晴らしい夜景をおつまみに飲むカクテルは最高だね。

 

気持ちよく酔っ払って、みなとみらいの夜を堪能しました。

 

次の日、mywifeは朝から学会へ、ボクはゆっくりチェックアウトしてランチタイムに待ち合わせました。

mywifeのリクエストでGODIVA cafeへ。

 

ボクは、スモークサーモンとリコッタチーズの大葉ジェノベーゼサンドとハーブティー。チョコ屋さんなのにチョコメニューを選ばないという天邪鬼っぷり(笑)。mywifeは鯛と牡蠣の蕎麦。カカオ黒七味が付いてるとはいえ、似たようなものか。でも、どちらも満足の美味しさでした。めでたしめでたし。

 

〜〜〜 追 記 〜〜〜

この日mywifeからもらったチョコ。

 

お気に入りのブランド。ひと粒のソルトが効いてたりで、テイストも楽しめました。Thank you!!。