読書感想(279)「半沢直樹 アルルカンと道化師◆池井戸潤」 | アルジャーノンにシャンパンを

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ちなみに、はつかねずみのアルジャーノンとは関係ありません。面識もありません(^-^)/。

半沢直樹 アルルカンと道化師

池井戸潤著

講談社文庫

2025.3.9読了

☆☆☆☆☆

半沢直樹、久しぶりに読んだけど、やっぱりおもしろいね~抜群に。時系列的にはシリーズ1作目の「オレたちバブル入行組」より前、主人公が東京中央銀行大阪西支店の融資課長に赴任してすぐの設定。なので国を相手にする4作目の「銀翼のイカロス」ほどスケールは大きくないものの、緻密にめぐらされた伏線とそれらを一気に回収する、勧善懲悪のストーリーは痛快至極です。

島耕作みたく、このまま出世して頭取になるまで、このシリーズ続かないかな。著者と同期入行の半沢くんは、ホントに頭取になってるんだし(笑)。