MARINグラベルロードのプチ改良 | アルジャーノンにシャンパンを

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というわけでブログはじめました。
ちなみに、はつかねずみのアルジャーノンとは関係ありません。面識もありません(^-^)/。

【3月9日(日)】

 

先日、長坂林道で撃沈したので、早速登坂能力UPの対策することに。ただ「これからトレーニングの負荷を上げて脚力を付ける」のではなく「機材のアップデートで劣化をカバーする」というのが還暦を過ぎたオヤジの正しい選択です(笑)。

 

●チェーンリング交換

ボクのMARINのグラベルはShimano GRXのコンポーネントで組んでて、フロントは40Tのシングル仕様(RX810)。Shimanoの純正では、これより小さいチェーンリングの設定は無いのだけれど、サードパーティではいろいろ出てるので、比較検討した結果WOLF TOOTHのを購入。

アメリカ製なので性能・品質が大丈夫そうなのと、36Tというミニマムな歯数が決め手です。純正品の2倍以上の値段ですが、ここでお金に糸目は付けません(笑)。

 

ボルトを外して交換するだけなのだが、このボルトがトルクスになってて慌てました。他の製品(ULTEGRAとか)は六角穴付きなのに、なんでGRXだけトルクスなんだろ。

 

無事交換完了。クランクアームの長さからも、36Tあたりが限界のようだね。

 

●スプロケット歯数変更

現在のスプロケは11-42Tの11S(M8000)。同じグレードで11-46Tがあるのは知ってたけど、リヤディレーラー(RX812)の使用最大ギヤが42Tまでとなってたので諦めてたのだが…ネットで「46Tでも使える」という情報をキャッチしてしまいました(笑)。

このスプロケはロー側3枚が一体構造になってて、そこだけ交換可能なので、こちらはShimanoの純正品を購入。

このギヤはアルミ製なので、デカい割には軽いです。

 

早速スプロケを外して交換作業。

 

ギヤの構成は10S目までは同じで、11Sだけが42→46Tになってます。

 

せっかく外したので、その他のギヤもきれいに洗浄しておきます。

 

で、組み付け。ローギヤ、デカい(笑)。

 

ギヤの歯数はフロント-4、スプロケ+4なので、チェーンの長さはそのままでいけるはず(Shimanoのマニュアルでは、アウターローで調整することになっているため)。

 

問題はトップに入れたときだけど、なんとかテンションかかってるのと、GRXのディレーラーはクラッチ付でチェーンの暴れが少ないので、とりあえずこのまま使ってみることにします。

 

さて、変速してみると46Tに上げるとき、引っかかるような違和感がある。

裏側から見ると、かなりキワどいがスプロケとディレーラーは干渉はしていない。

 

しかし46Tに上げるとき、プーリーとスプロケがかなり近くなるタイミングがあり、ここで無理な力が発生してるっぽい。まぁメーカーのスペック(最大ギヤ42T、キャパシティ31T)を超えた使い方してるので、多少のリスクは覚悟のうえ。変速自体に問題はないので、使ってみて何かトラブルが発生したら42Tに戻そうと思います。

 

最後にシーラントを補充して作業終了。

 

●おまけ

OSTRICHのフレームバッグは使い勝手がよく重宝しているのだが、カーボンフレームの塗装面をベルトで締付けるのに抵抗があるのと、フレーム上面にはせっかくそれ用のダボがあるので、バッグのほうをボルトオン式に改造しました。

 

 

 

バッグのベルトをカットし、断面をライターで炙ってほつれないよう固めておきます。

 

アクリル板(厚さ0.5mm)をカット&穴あけしてリテーナを製作。

 

両面テープでバッグの底面を内外から挟むように貼付け、リテーナに合わせてバッグ側に穴をあけたら完成です。

 

トップチューブにボルトで固定。見た目スッキリでいい感じになりました。

 

ちなみにこの日は快晴で暖かく、風も弱くて穏やかなコンディション。こんなことせずに、走りに行くべきだったという説が…(笑)。