【2月3日(土)】
カウンターに着くなり「エビスですよね?」って。はいそうです(笑)。
白甘鯛と根付きのセリ。出汁がいいお味。仙台のセリ鍋が食べたくなった(笑)。
メジマグロのたたきは、ワサビとネギの薬味で。皮パリで香ばしい。
最初の日本酒は、千葉県東灘醸造の鳴海(なるか)生酛純米。
この酒器は初めて見たな。
河豚の白子。シャリと混ぜるとクリーミーなリゾットのよう。メチャウマです。
カンパチのしゃぶしゃぶ。適度に脂が乗ってて旨い。
石川県車多酒造の天狗舞、5000本限定の復興支援酒。ここの蔵も蔵人も含め被災してて、生産量を大幅に減らすらしい。早く復興できることを祈ってます。
これも綺麗な酒器。
そして鮨のスタートです。
山口のヒラメ。旨味の乗せ方がいい。
小アジ。漁師さんが船の上で1匹づつ絞めてるらしい。何という手間のかけよう。
サクラマスの漬け。脂の乗りがすごいので、仕込んでる和芥子がいい仕事してます。
赤なまこ。大ぶりなのに柔らかい。
長野県宮坂醸造のMIYASAKA愛山純米吟醸。あの真澄の蔵元が新しいブランドで出してるお酒とのこと。しっかりとした味わい。
これは好きな酒器。
岩国サワライダーの藁焼き。だいぶメジャーになってきたけど、サワライダーは美味しいね。
お鮨再開。
アオリイカ。包丁の入れ方で食感も味も変る(ような気がする)。
カワハギ、もちろん肝入り。
イワシのなめろう。酒の消費を加速させるヤツ。
手渡しされたのは立派なウニ。海苔も美味い。
三重県早川酒造の田光(たびか)特別純米無濾過生酒。
これも好きなタイプのお酒でした。
ガリもつまみと化してるのでおかわりを(笑)。
カラスミと百合根の茶碗蒸し。カラスミの風味はもちろんだが、百合根の良さを再認識。定番食材なる所以ですな。
江田島の赤貝。仕事が美しすぎる。
最後のお酒は、石川県の菊姫鶴乃里山廃純米。
酵母の香りが立って、ちょっと個性的。
貝割れの昆布締め。この鮨の流れの中で、意外と大切な立ち位置だというのが最近分かってきた(笑)。
甘さを感じる車海老。見た目も美しい。
そしてクライマックスは煮穴子。いつもながらこれは絶品。
味噌汁。
いつもはここで干瓢巻きと玉なんだけど、この日は節分だったので巻寿司にグレードアップしてました。車海老や煮穴子も再登場して嬉しい限り(イワシのなめろうもそうだったのかと今気づいた・笑)。
鮨屋の定番、粉茶。
安定の美味しさ、安定の居心地の良さ、やはり鮨松さんはボクたちにとってスペシャルなお店だな。次の予約も入れてあるので、楽しみ楽しみ。