読書感想(268)「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人◆東野圭吾」ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人 東野圭吾著 光文社文庫 2024.1.22読了 ☆☆☆☆ またまた面白いキャラの登場です。謎解きをする主人公は、一流のマジシャン。片田舎で起った殺人事件を、超絶クレバーな頭脳を駆使して警察に頼らず自ら解決する。まるでマジックのように。伏線の張り方とその回収は、著者ならではの煩雑さ(笑)。注意して読まないと、ページを後戻りすることになります。加賀刑事、ガリレオに続く人気のシリーズになるか、次作を読むのが楽しみです(あっ、マスカレードシリーズもあったか)。