【11月18日(土)】
しばらくブログ放置してたので、今更感アリアリですが・・・。
この日はココファーム・ワイナリーの収穫祭。足利駅前でタクシーたっぷり30分以上待たされて、それでも9時前には入場しました。
早速、この日ここでしか飲めない“できたてワイン”で乾杯!!。
天気は快晴。昨年までの入場制限も緩和されて、コロナ前の賑わいが戻ってきました。
これこれ、これを飲むために毎年来ているようなもの。一見フレッシュなロゼだけど、セパージュは複雑で(一般には公開されてない)驚くほど多くの品種をブレンドして仕上げてる。だから“できたて”なのに抜群に美味しい。
午前中いっぱい収穫祭を楽しんで、午後からJR両毛線〜湘南新宿ラインを乗り継いで渋谷へ。そしてここからが本題。夜は、代官山のコテ・フーさんでアルザス料理を堪能したのでした。
まずはアルザスのスパークリングをグラスでお願いしたら、そこに桃のリキュールを少し入れてくれました。甘い香りが付加されると、また違った美味しさが現れます。
シャインマスカットとミュスカのゼリー寄せ。白ワインの品種ミュスカはマスカットのことなので、この組み合せは正解。
ちなみにこれがゼリーに使ってるミュスカのジュース(もちろんフランス産)。
瓶の中には、うずらの温泉たまごとトリュフとオッチェリバターが閉じ込められてる。
これらをココットに取り分けると(写真撮り忘れ・泣 mywife提供)、たまごにもバターにもしっかりトリュフの香りが移った絶品の前菜に。
レアにローストされたサーモンの下にはポテト。
ほぐして混ぜて、バゲットに乗せていただきます。石窯で焼かれた香りがいい。
白はアルザスのリースリングをボトルで。
そしてタルトフランベの登場。1枚目はオーソドックスに玉ねぎとベーコン。
2枚目はハーブサラダのタルトフランベ。風味がよくてこれも美味しい。
STAUBの鉄鍋で調理されたのは、ヤマメのロースト。下にはグリーントマトが隠れてて、
盛りつけるとこうなります。美しい、そして美味しい。
肉料理の前にピノノワールをスタンバイ。
メインは牛リブロースの溶岩板焼き。
この厚さ、この音、この匂い、最高の演出です。
付け合わせは石窯で焼かれたカリフラワー。
お肉も仕上げは窯で火入れ。そして、シンプルに塩のみでいただきます。網焼きほどワイルドではなく、鉄板ほど上品でもなく、その加減が絶妙でいい。
最後の1枚は、マンステールのタルトフランベ。チーズ好きには堪らない濃厚さ。クミンシードがいい仕事してます。
デザートは、グァテマラのラム酒と銀杏入りアイス。
やっぱりアルザスの料理とワインはいいなぁ。粋園⇒収穫祭⇒コテ・フーのこのパターン、年に2~3回できたらいいのに(笑)。