沈黙のパレード
東野圭吾著
文春文庫
2023.2.22読了
☆☆☆☆
著者の文庫は、何年か前まではコンプリートしてたけど、あまりの作品の多さに追っかけを断念(笑)。それでもガリレオ先生と加賀警部のシリーズは、本屋で見かければ買ってます。というわけで、本作品も世間からは2周回遅れくらいで読んでみました。
みんな疑わしいのに最後の最後まで真相がわからない、そして思いもよらないエンディング。ストーリー展開の秀逸さはさすがです。ただ、トリックの複雑さのあまり、物語のキレというかリアルさが鈍った感は否めないな。
ちなみに、昨秋公開された映画の主題歌“ヒトツボシ”、いい曲だなぁとは思っていたが、原作読んでから聞くと歌詞がさらに響くね。こちらも、さすが福山です(映画は見てないけど・笑)。