読書感想(253)「沈黙のパレード◆東野圭吾」 | アルジャーノンにシャンパンを

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♪信じられない速さで 時は過ぎ去ると 知ってしまったら
どんな小さなことも 覚えていたいと 心が言ったよ♪♪
というわけでブログはじめました。
ちなみに、はつかねずみのアルジャーノンとは関係ありません。面識もありません(^-^)/。

沈黙のパレード

東野圭吾著

文春文庫

2023.2.22読了

☆☆☆☆

著者の文庫は、何年か前まではコンプリートしてたけど、あまりの作品の多さに追っかけを断念(笑)。それでもガリレオ先生と加賀警部のシリーズは、本屋で見かければ買ってます。というわけで、本作品も世間からは2周回遅れくらいで読んでみました。

みんな疑わしいのに最後の最後まで真相がわからない、そして思いもよらないエンディング。ストーリー展開の秀逸さはさすがです。ただ、トリックの複雑さのあまり、物語のキレというかリアルさが鈍った感は否めないな。

ちなみに、昨秋公開された映画の主題歌“ヒトツボシ”、いい曲だなぁとは思っていたが、原作読んでから聞くと歌詞がさらに響くね。こちらも、さすが福山です(映画は見てないけど・笑)。