【11月19日(土)】
さて、この日は待ちに待った?ここファームワイナリーの収穫祭。コロナの影響でリアル開催は3年ぶりになります。
天気は快晴。今年の葡萄で作った“できたてワイン”で乾杯!。これは、ここでしか飲めない美味しいヤツ。セパージュが分からないなぁと思ってたら、なんと7種類以上のブレンドらしい。フレッシュワインでもしっかり美味しく仕上げるところはさすが。朝っぱらから飲み始めて、昼頃にはすっかり出来上がってしまった。やっぱり収穫祭は楽しい〜。
そしてここからが本題。
午後の新幹線で都内に移動し、ホテルにチェックインしてから向かったのは、渋谷にあるアルザス料理のお店コテ・フー。昼間あれだけ飲んだのに、まだ飲むんかい(と毎回言ってる・笑)。
乾杯はスパークリングで。
Domaine Messiol Cremant D'Alsace
メンバーは粋園〜収穫祭と一緒に飲み歩いている、広島からの遠征組です(みなさんよく飲む・笑)。料理はコース、ワインは適当に相談しながら出してもらうことに。
スタートは、シャインマスカットとミュスカのゼリー。こういうのも、アルザスのスパークリングにはよく合うね。
前菜は左から生ハムと干し柿、真鯛のカルパッチョ、豚肉のリエットと自家製パン。
Domaine LOEW Pinot 2019
エチケットにはPINOTとあるが、ノワールではなくグリとブランのブレンド。塩味と甘さがポイントの前菜とはいい相性です。
玉ねぎとベーコンのタルトフランベ。石窯で焼いたのはやっぱり美味しい。
これがその石窯。このお店、熱源はこの窯だけなので、加熱調理は全てこれでやってます。
マスカルポーネと黒イチジクのソース(と自家製パン)。
ハーブサラダとドライトマトのタルトフランベ。爽やかな感じでこれもいい。
次は赤で、PAUL GINGLINGER 2018。これは正真正銘ピノノワール100%です(笑)。
ローストした秋刀魚の下はじゃがいも。アルザスの郷土料理、ベッコフのアレンジ版みたいな感じ。
お店の方がほぐして混ぜて、取り分けてくれます。これも好きなメニューで毎回頼んでるけど、何度食べてもやっぱり美味しい。
カリフラワーの丸焼きが出てきました。
そしてテーブルには、焼かれた溶岩板と立派なリブロースが。この肉の厚さ、テンション上がるなぁ。
美味しそうな匂いと音を拡散しながら、いい感じに焼けてきました。
先ほどのカリフラワーと一緒に、大胆に盛り付け。鉄板で焼いたのとは、明らかに異なる美味しさ。シンプルに岩塩のみでいただくのが正解です。
海老芋のローストとマンステールチーズでひと休み。
2杯目と同じ作り手さんのゲヴェルツで、デザートに向けて着陸態勢。
リンゴのタルトフランベを、カルヴァドスでフランベしてます。
程よい甘さがゲヴェルツといいバランス。香りも素晴らしい。
最後はアイスと
グァテマラのラムで、気持ち良く酔っ払ってハッピーエンド。
大好きなアルザスを堪能できて、今回も大満足のディナーでした。こんなお店が広島にもあればいいのに。
本日のラインナップ。右の透明のボトルは飲んだんじゃなくて、最初のゼリーに使ってたミュスカね。
粋園→ココファーム収穫祭→コテ・フーというパターンは2019年と同じだけれど、このワイン痛飲ツアーは鉄板だと思うな。来年も企画するので、みなさん参加の程よろしくお願いいたします(笑)。