【11月15日(金)】
この日の夕刻、東武浅草駅でmywifeとワインラバーの友人S嬢と待合せ。翌日ココファームワイナリーの収穫祭に参加するため、りょうもう号で足利に移動しました。駅前のホテルにチェックインしてから向かったのは、5月にココファームに来たとき も前夜祭をした中国料理の粋圓 。ワインに合う中華を、再び堪能することにしました。
まずは前菜。左のほうから、柿とピータンの白和え、菊の甘酢漬け、金時芋のサラダ、あん肝の味噌漬け、広島産牡蠣のオイル漬け、ポークすね肉の湖南風。コンフィがあったり、オリーブオイルや自家製マヨネーズを使ったりと、中華なのにフレンチっぽいテイストなので、ワインを合わせてもまったく違和感なし。
ワインはいろいろ出してもらった中から、1本目はブルゴーニュのアリゴテを。
北海道産ワタリガニと春雨の土鍋炊き。これが不味いわけない(笑)。
ジョージアのスラブ・トプリゼ・ゴールデンブレンド・ツィナンダリ 2017をチョイス。適度な熟成感が、ここからの本格中華といい相性でした。
千葉産ハマグリとポークの広東風蒸し物。しっかりパクチーが効いてます。
宮城産戻りカツオの四川人参ソースと実山椒味噌和え。和洋ならぬ和中折衷的な、お酒の進むひと品。
静岡産金目鯛と自家製酸菜の四川煮込み。激辛でなくてよかった(笑)。
オーストラリア産牛ランプと深谷ゴボウのソース。10日間熟成させた肉は、旨味が凝縮されて美味いのなんの。ワサビをちょっと付けるのが正解です。
赤はスペイン、ガリシアのロウサス・ビニャス・デ・アルデア 2017。ワインのストックも、料理に合わせたセレクトもなかなかのもんです。
デザートは、ベルギー産カカオのパウンドケーキと柿とシナモンソルベに群馬産栗のソース。
この日はシェフともゆっくり話すことができて、このあと白酒を出してもらったり、中国茶を2種類飲み比べたりと、前回にも増して楽しむことができました。中国料理をベースに工夫を凝らしたアレンジのメニューと、それに合うワインのラインナップ。足利周辺でワイン付きディナーするなら粋圓一択だな(他のお店行ったことないけど・笑)。