Gastronomie Sagesse | アルジャーノンにシャンパンを

アルジャーノンにシャンパンを

♪信じられない速さで 時は過ぎ去ると 知ってしまったら
どんな小さなことも 覚えていたいと 心が言ったよ♪♪
というわけでブログはじめました。
ちなみに、はつかねずみのアルジャーノンとは関係ありません。面識もありません(^-^)/。

【11月5日(土)】

以前よく通ってたRestaurant beがリニューアルして、Gastronomie Sagesseとしてオープンしたのが9月。やっと初訪問できました。

 

カラフルなファサード。beに比べると、ずいぶんイメージが変わったね。

 

カトラリーもイメチェンして、ラギオールとクチポールに。

 

まずはデュラモットで乾杯!。

お店は新しくなったけど、石田シェフをはじめソムリエさんたちはbeのままなので、安心してお任せできます。

 

柿と生ハム、瀬戸内平目の昆布締めとキャビア柚子風味

どちらもシャンパンのための前菜ですね。ちなみに生ハムにはメロンより柿のほうが合うと思う(単なるメロン嫌い・笑)。

 

軽く炙ったボタン海老のミルフィーユ仕立て

ボタン海老の上には、スライスしたリンゴと甘いドライトマト。アメリケーヌは微かにスパイスが香り、シンプルな海老を引き立ててます。

 

選べる自家製パンはバゲットとフォカッチャをチョイス。バターは砂谷、バターナイフもクチポール。

 

白の1杯目はチリのソーヴィニヨン・ブラン。ちなみにワインはペアリングでお願いしてます。

 

秋刀魚と焼茄子のプレッセ、クレームバルサミコと梶谷農園のマイクロリーフ

秋刀魚と茄子の香ばしさを、サワークリームがうまくまとめている。まろやかさのあるワインともいい相性。

 

牛タンねぎ塩

焼肉屋さんのようなひと品(笑)。ごま油のねぎ塩が、これまた美味い。

 

北海道生雲丹とポン酢ジュレ、蕪のアングレーズソース

しっかり酸味の効いたジュレが、濃厚な雲丹といいバランス。アングレーズソースとはなってるけど、この蕪甘くはないです。

 

ここはブルゴーニュのシャルドネ。適度な酸味が雲丹料理と繋がってたかな。

 

牛テールと県産鶏のスープ

生姜か効いてて、シンプルに美味しい。

 

瀬戸内金目鯛のバプール、紅くるり大根のメレンゲ、フュメ・ド・ポワソン餡かけ

これまた予想外のビジュアルで登場(笑)。いい出汁が出てて美味しいし、何より食感が楽しい。ところで、金目鯛って瀬戸内海にもいたんだ。

 

あん肝のロワイヤル

贅沢、濃厚な茶碗蒸しです(笑)。

 

南アフリカ、斉藤圭史さんのシュナンブラン。久しぶりに飲んだけど、やっぱりこれは美味しい。

 

日本海のどぐろの西京味噌焼き、吉和葉山葵のブールブランソースで

のどぐろはもちろん美味しい。そこに山葵の効いた甘めのソースが絡まって、絶品魚料理に仕上がってます。

 

赤は仲田晃司さんのブルゴーニュを出してくれました。

 

鹿児島産黒毛和牛フィレ肉の炙り、千代田玉子卵黄の醤油漬けとフランス産オータムトリュフ

いゃ~、この肉美味しすぎ(笑)。ねっとりとした卵黄とトリュフを纏わせると、口の中が高級感で溢れます。

 

最後はオーストラリアのデザートワイン。

 

お店の雰囲気はずいぶん変わったけど、石田シェフの美味しい料理、ソムリエさんたちの心地いいサービスは健在で(あたりまえか・笑)、素晴らしいディナーを楽しことができました。

Restaurant beのいいところは継承して、さらにどんな風に進化するのか、これからが楽しみですね。