読書感想(245)「陸王◆池井戸潤」 | アルジャーノンにシャンパンを

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♪信じられない速さで 時は過ぎ去ると 知ってしまったら
どんな小さなことも 覚えていたいと 心が言ったよ♪♪
というわけでブログはじめました。
ちなみに、はつかねずみのアルジャーノンとは関係ありません。面識もありません(^-^)/。

陸王

池井戸潤著

集英社文庫

2022.7.16読了

☆☆☆☆☆

あのヒット作“下町ロケット”のスケール小っちゃい版ってとこかな。本作で扱ってるのは、ロケットの部品ではなくランニングシューズ。老舗の零細企業が、会社の存続をかけて取組む新事業への挑戦と、立ちはだかる大企業…という構図は“下町ロケット”と同じたけれど、読み物としてはやっぱり面白いね~。モノづくりを生業としているボクとしては、そのストーリーに共感すること多々あり。文句なく5つ☆です。

ちなみに同じ著者の作品“民王”とは、タイトルは似てるが全く異なるジャンルの作品なので、間違ってもシリーズ物と勘違いしないように(笑)。