読書感想(246)「ビブリア古書堂の事件手帖~扉子と不思議な客人たち~◆三上延」 | アルジャーノンにシャンパンを

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ビブリア古書堂の事件手帖~扉子と不思議な客人たち~

三上延著

メディアワークス文庫

2022.7.23読了

☆☆☆☆

少し前にフタバ図書をぶらぶらしてて偶然見つけたこの本、前作を1~7巻まで読んで完結したのかと思いきや、続編が出てたのね。しかも3冊も。こういう発見があるから本屋さんは楽しい(Amazonではこうはいかない)。

前作の最終話から7年が経過し、結婚した栞子さんと五浦くんには6歳になる娘扉子がいる、という設定。今までと同じく、古書をめぐる謎や問題を鋭い推理で解き明かすのだが、この扉子ちゃんがいい仕事してるんだな。

今回の題材は

・「からたちの花 北原白秋童謡集」

・「ファイナルファンタジーⅤピアノコレクションズ」

・佐々木丸美「雪の断章」

・内田百閒「王様の背中」

登場人物は魅力的だし、ミステリーとしてのストーリーも秀逸だし、やっぱりこのシリーズ面白いわ。3冊まとめて買ったので、次読むのが楽しみです。