読書感想(182)「ビブリア古書堂の事件手帖◆三上延」 | アルジャーノンにシャンパンを

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というわけでブログはじめました。
ちなみに、はつかねずみのアルジャーノンとは関係ありません。面識もありません(^-^)/。

ビブリア古書堂の事件手帖

三上延著

メディアワークス文庫

2018.7.22読了

☆☆☆☆

 
出張の帰りに羽田空港の書店で買った1冊。古書店を営む主人公の女性と店員の男性が、古書にまつわるミステリーを鋭く解決していく。ちなみに本書で題材となったのは

・夏目漱石「漱石全集・新書版」

・小山清「落穂拾ひ・聖アンデルセン」

・ヴィノグラードフ クジミン「論理学入門」

・太宰治「晩年」

の4作品。著者の古書に関する膨大な知識には驚かざるを得ないが、加えてストーリーの謎解きも本格的で、サラッと読むつもりで買ったのにシッカリ嵌ってしまいました。ネットで調べてみると、続編がなんと7巻まで出ている。その日のうちにAmazonで大人買いしたことは言うまでもありません(笑)。