ビブリア古書堂の事件手帖
三上延著
メディアワークス文庫
2018.7.22読了
☆☆☆☆
出張の帰りに羽田空港の書店で買った1冊。古書店を営む主人公の女性と店員の男性が、古書にまつわるミステリーを鋭く解決していく。ちなみに本書で題材となったのは
・夏目漱石「漱石全集・新書版」
・小山清「落穂拾ひ・聖アンデルセン」
・ヴィノグラードフ クジミン「論理学入門」
・太宰治「晩年」
の4作品。著者の古書に関する膨大な知識には驚かざるを得ないが、加えてストーリーの謎解きも本格的で、サラッと読むつもりで買ったのにシッカリ嵌ってしまいました。ネットで調べてみると、続編がなんと7巻まで出ている。その日のうちにAmazonで大人買いしたことは言うまでもありません(笑)。