読書感想(183)「ビブリア古書堂の事件手帖〈2〉◆三上延」 | アルジャーノンにシャンパンを

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というわけでブログはじめました。
ちなみに、はつかねずみのアルジャーノンとは関係ありません。面識もありません(^-^)/。

ビブリア古書堂の事件手帖〈2〉

三上延著

メディアワークス文庫

2018.7.25読了

☆☆☆☆

7巻全部読んでから、まとめて感想を書こうかと思ったけど、それでは著者に失礼なので1冊づつ真面目に書くことにしました(笑)。従って、しばらくこのシリーズが続きますがご容赦のほど。今回の題材は

・坂口美千代「クラクラ日記」

・アントニイ バージェス「時計じかけのオレンジ」

・福田定一「名言随筆 サラリーマン」

・足塚不二雄「UTOPIA 最後の世界大戦」

古書だから仕方ないが、読んだこと無いものばかり。だが、そこは物語の中でうまく解説されるので違和感はない。そして謎解きは相変わらず秀逸。登場人物が個性的で魅力的なのも、このシリーズの高ポイントなところ。しかし1冊ン百万円もするマンガの古書があるとは・・・それはそれですごい世界だなぁ。